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ジャズ・ギタリストのスタンリー・ジョーダンのアルバムです。昨年アメリカ盤で購入済み。最近日本盤が発売されたのですが、それで初めて知った驚愕の事実。だって英語のライナーノーツ、隅々まで読んでないし。

もともとこの人、「タッピング奏法」といって、普通のギターの弾き方(右手で弦をはじき、左手でフレットを押さえる)ではなく、両手の指でフレット上で弦を叩くように押さえることで音を出すのです。そのパイオニア的存在ですごいテクニシャンなんですが、今回なんと「右手でギターをタッピング弾きしながら、左手でピアノを弾く」という、一人2重奏! 左右の楽器は逆でもできるらしい。CDを聴いていただけではわからなかったよ! したがってトリオ編成なのにギター、ピアノ、ベース、ドラムが鳴っているということに。もともとピアニストだったことから、こういうワザを身につけたらしいのだけど。

スウィングジャーナルのCDレビューでも書いてあったけど、映像で見ない限りそんなすごいことになってるとはわからないわけで、なんかもったいないな。DVDでも出さないかな。ユーチューブあたりに映像あるのかも。

まあ、そんなトリッキーなヒキなんて無くても、音楽としても演奏としても素晴らしいので好きなCDなんですけどね。