今風のキャラクターでかつティーンエイジ路線をさらに推し進めた感じのスペクタキュラー・スパイダーマン。キャラクターはなかなか良いけど、ちょっとこれはあまり好みではないな。#2以降を見るかは微妙なところ。

軽口を叩くところはアメリカ的でイイが、それも上滑り気味で寒くなる直前。「親愛なる隣人」や「大いなる力には~」の決めぜりふも安売りしすぎな感がある。

ピーターの負け犬キャラも押しすぎで若干不快。ふられるにしても表現が痛すぎるし、ヒーロー・スパイダーマンとしてのカタルシスで帳消しにしたいところも甘い。この先、ドラマとして展開していくのならなおさらスタートがすっきしていなくて、厳しいな。ピーターに肩入れしたくなる部分がないと。