今回は作画もかなり良かった様に思います。あのデコスケデザインでありながらユミがなんか可愛かった。

突然のフランツ・ホッパー登場によって疎外されていくジェレミー。今回のザナの作戦は上手かった。それに対するジェレミーの対抗策も意表を突いていてすばらしい。アイリータってことリョーコに関しては、ホントに何でもできるのね。

プロットやアイデアもさることながら、キャラクター達の心情をうまく描写していたのが良かった。自分の肉体にバーチャライゼーションの副作用があるかも知れないと知ったユミの不安感とか。ただウーリックやオッドが一様にジェレミーを責めるのは違和感があったかな。「浅い」ウーリックに比べて、オッドはそんなことしそうにないから、もうちょっと掘り下げが欲しかったかも。それでもジェレミーを信頼するアイリータは良かったし、「ジェレミーがいなければ私はここにいなかった」の一言で全てを語っているのが良いシーンでねえ。