我が家はパナソニックのブルーレイレコーダーDMR-BW730を使用しているのですが、このたびソニーのBDZ-RX50を試用する機会がありました。

価格帯としては同じで、ソニーのRX50は2009年9月19日発売の最新型、パナは現在はDMR-BW770、うちのBW730は2世代古いのですが、昨年のモデルなので極端に画質の差はありません。

で、見比べた感想としては、手前味噌ですがBW730の方がちょっとだけ上のような気がします。

画質はどちらもハイビジョンの精細感と色味の鮮やかさが十分発揮されているのですが、クリアで澄んだミネラルウォーターのようなBW730の画質に対し、RX50は画面内の空気が湿気を含んだような、ややにじみ感がある感じ。好みの範疇かもしれないけど。

操作性においても、ソニーの方は目的とする機能にたどり着くまでメニュー階層をたどらなければならないようなもどかしさ。今回採用された「らくらくスタート」ボタンがあるために基本機能は簡単に使えますが、慣れは別にしてもパナの操作性の方がおいらにはしっくりきます。

操作の機敏さもパナの方が一歩先んじている。ソニーはほんのわずか、もっさり感がありますね。

パナがいまだに地上アナログにも番組表(EPG)を使った録画予約ができたり、リモコンで地上アナログ一発選局できたりするのに対し、ソニーの方は地上アナログチューナーこそ搭載しているものの、もう見切っちゃっててパナほどの機能は残していない点も評価の分かれ目でしょう。地上アナログなんてもういらないよ!という人には気にならないですが。

以上、パナとソニーといえばブルーレイレコーダーでは2大勢力だと思うけど、個人的にはこのクラスでは現時点、パナの方が一歩リードといった感じ。