スペクタキュラー・スパイダーマン #26
アニメ, スペクタキュラー・スパイダーマン 1月 24th, 2010 at 17:06:35何らかのカタチでカメレオンが関わっていると思ったけど、なるほどね!
今回はアクションもすごかったし、ストーリー的にも大きく動いて、そこは面白かった。説明とつじつま合わせを一気にやっちゃったのでクドイ部分はあったけど、それはしょうがないか。
リズは最後の最後までイイ娘です。ふる側のピーティーを気遣って逆ギレしてみせます(おいらにはそう見えた。わざわざ周囲に目を配ったことから)。一方のピーターはこれでグウェンと・・・と考えますが、おのれの優柔不断が因果応報。まあ正直、ピーターは自業自得です。
ゴブリンの正体はノーマン・オズボーンだったわけですが、原作や映画版があるのだから、そんなことは知ってる人は知っていたはず。なのにギリギリまで、「え、そうなの?」と思わせる展開は素晴らしいと思った。そのノーマンは死を装っていったん身を隠します。でもそれは何のために? そこいらは今後明かされるのでしょうか。ハリーは父を救えなかったスパイダーマンを恨み、グウェンの心を奪いそうなピーターにも複雑な感情が。ここいらが一つになったときにまたグリーンゴブリンが復活しちゃいそうです。
一応、悪のボスがいなくなったニューヨークですが、シーズン3以降はどう展開するのでしょう? まあドクター・オクトパスあたりはいつでも復活しそうですが。
さて、シーズン2まで終了して次回以降は第1話からリピート。土日更新になるんでしたっけ。肝心のシーズン3がまだ製作するのかしないのか決まってないようですし。
うちのブログでの感想を振り返るとわかるでしょうが、シーズン2までの総括としては、当初は大絶賛の傑作で始まり、じょじょに見るのに疲れるシリーズになっちゃったなあと言うところです。ドラマが濃厚なのは素晴らしいし、これほどのレベルの高い脚本にはそうそうお目にかかれることはない、それは確かです。ただ、長いシリーズものとしては、分厚いステーキを毎日食わされているようなゲンナリ感が漂うのはぜいたくな悩みか。こうしてみると、他のアニメとかテレビシリーズの、穴だらけの設定とかゆるいドラマとか、ちゃんと意味はあるのだなあと思った。橋田壽賀子さんってやっぱりすごいと思うのは、同じシリーズを長く続けると言うところにある。つまらなかったら終わっちゃうし、過剰にドラマしすぎても飽きられるのだから。
とはいえ、しばらくしたらまた続きを見たいと思うのでしょう。ぜひシーズン3以降も続けて欲しいところです。