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乙嫁の4巻ですよー

今回は双子の元気娘の嫁入りの話。理想の高い二人は、将来の伴侶を求めて大暴れ(なんで?)。最終的には、幼なじみのこれまた双子男子とおのおの結婚することに決まるのだけど、結婚が決まってから相手のことを好きになる、この時代のこの地ではそれが当たり前、という展開がなんだかすてき。

そんなさなかも、中央アジアの地にロシアの侵攻が不気味に迫りつつ・・・という時代背景も描き込んで、ドラマ的にも盛り上がってきました。

本質的に乙女なのになぜかツンツンになっちゃうパリヤさんも、ようやくお相手が決まりそうでめでたし。

女の人は早く結婚してたくさん子供を産まないと、この時代この地では過酷な生活環境ゆえに子供がどんどん死んでしまう。民族存亡にかかわるという背景なんだけど、そこを悲観的に描かないところがいい。なぜなら登場人物にとってはそれらが当たり前のことであり、受け入れて生きており、彼らには彼らの幸せがあるのだというお話なのです。