http://www.yakult-swallows.co.jp/company_info/uniform/

ヤクルトスワローズ2013年ユニフォームが発表されました。伝統の赤ピンストライプが復活です。

個人的にメジャーリーグのユニフォームが好きなさかえさんとしては、ちょっとこのデザインはディティールが凝り過ぎに思えますが、まあなんでもかんでもメジャーの真似しなくていいわけだし、これはこれでカッコイイと思います。

2006年、「東京ヤクルトスワローズ」と名前を変えてから、3度目のモデルチェンジとなるBEAMSデザイン。これまでのBEAMSっぽさを残しつつ、伝統の赤ストライプをうまく取り込んでいます。実は2006年以降も、復古シリーズで何度か昔の赤ストライプを着ているのですが、今どきの野球選手は(これもメジャーの影響で)ダブダブの着こなし、ズボンもストッキングを見せない長ズボンスタイルが主流(マニー・ラミレスあたりがルーツ?)。この着こなしだと、昔のユニフォームそのままのデザインでは、しっくりこないと思っていたのです。

今風の着こなしでかっこよく見えるように、ディティールを工夫している点は評価したいと思います。背番号が角張った書体に戻ったのも、クラシックな良さを継承していて良い。

まあ、ちょっと譲れないのは、ビジターユニフォームのズボンが白いこと。巨人や西武やオリックスのように、やはりビジターはグレー系でないと。ビジターのグレー系を「ぞうきん色」といって嫌うむきもあるようですが、ビジターはホームチームのユニフォームが映えるように「引き立たせる」というのが伝統的な野球ユニフォームの系譜。「アウェーに徹する」というある種の謙譲の美学なのです。

それと、赤ストライプはもう少し細く、間隔も狭くした方が好み。ベルトも昔と同じ赤の方がバランス良いんじゃないかな。若松監督時代の赤ピンストライプが一番よかったなあ。野球ユニフォームが、テレビ映りや写真写りよりも、球場で生で見たときに映えるようにデザインすべきではないでしょうか。