TEAM発砲B・ZINの復活公演「ヒノダン」観てまいりました。

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下北沢は変わった変わったというお話でしたが、確かに人の流れは変わったんでしょうねえ。開かずの踏切もなくなったし。でも下北は下北、活気があっていい街です。

さて、TEAM発砲B・ZINといえば、きだつよしさん主催の劇団。「大の大人が笑って泣ける」というキャッチで、特撮物のパロディを下地に、きっちり人間ドラマを描いていく劇団でした。でしたちうのは6年前に一旦解散してるので。でも今回、期間限定で復活! オリジナルメンバーが全員揃うといううれしい公演だったのです。

とはいえ「若い!」というイメージのあった劇団なれど、ほとんどのメンバーが今や40台。「小劇場のアイドル」と呼ばれた小林愛さんも、本日40歳のお誕生日を迎えられたと(おめでとう!)。

肝心の本公演、あの発砲のスピーディーでキレのあるテンポは健在で感激。ストーリーは、真田十勇士をベースに「6年ぶりに結集した仲間たち」という、復活公演になぞらえたものその上で、「人々の不安に立ち向かうのは演劇の役目」というメタファが感じられました。ちゃんとエンターテインメントしつつメッセージも込められている、6年前よりもグレードアップしてるようにも見えた好演でしたわ。

まあ、オチがちょっと弱かったというか、もう少しサプライズのある展開があればもっと良かったと思います。

再結成は期間限定だそうですが、時々は結集して欲しいですな。