先日、通勤時にいつも聞いているラジオで、興味深い話があった。

「高野連に所属しない高校野球部」というものだ。

https://www.tfm.co.jp/smile/reports/hyogo/20140205/

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その中で出てきた話題が、なかなか考えさせられるものだった。

野球部に限らず、学生スポーツ部における教育的指導、いわゆる、チームワーク、礼儀、忍耐力の修得、それには疑問があると考えさせられた。

野球部出身で、野球を通じて忍耐を学んだはずの若者が、社会に出ても忍耐強いかというと、そうでもないというのだ。彼らは、「野球以外では忍耐できない」のだとか。

好きなことや夢・希望を追いかけるのには忍耐強くても、嫌なこと、辛いこと、興味のないことには耐えられない。スポーツを通じた精神修練が実は限定的であるということらしい。

僕は常日頃から、「精神力とは、辛いことを我慢する力ではなく、好きなこととを諦めない力だ」と思っているのが、図らずも立証された思いだ。