1987年の第1回鈴鹿F1から15年くらい連続して生観戦してる……ここ10年は離れてますけど……どころか1976年からのF1ファンとしては、最近の状況は楽しくないですねー

まず、マシンが格好悪い。レギュレーションに則していくとこのカタチにならざるを得ないんでしょうけど、この不格好さは僕には受け入れがたい。機能を極限まで追求すると、もののカタチは美しくなる、という説がありますが、だとしたら今のF1デザインの体たらくは何なのでしょうね。レギュレーションに問題があるんじゃ無いでしょうか。

そして、メルセデス一強のこの状況。いや、それ自体が気にくわないというわけでじゃないのです。メルセデスが独走したのは、チームとして、コンストラクターとして秀でていたこと、ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが優れたドライバーであることから生まれた状況であるのですから、ケチのつけようもござんせん。

問題はその状況を変えられない主催者、そしてレギュレーションですよ。ルールというものは、もちろん公平で無ければならない。その一方で、参加者に等しくチャンスが与えられるものでなければならない。特定のチームが独走するような状況をできるだけ避けなければならない。

今のF1に、ワクワクするような興奮が得られにくいのは、僕個人だけの感想でしょうか。主催者たるFIAは仕事しろ、って感じですよ。