ノーアート ノーライフ

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ナイロン100℃ 37th session「ノーアート ノーライフ」観てきましたよ。

今回は男8人のみの精鋭舞台(シャレ)。途中15分休憩入りの正味2時間45分でしたが、そんな長さを感じないほど、ぐいぐい引き込まれました。

途中の暗転が2回しかない、ほぼぶっとおし、映画で言うと3シーンしかない構成がすごい。1970年代、パリの場末のバーに集まる、才能のない日本人アーティストたち。出口のない迷宮をもがく底辺の人間たちの、作中のセリフを借りれば「愛おしさ」よ。ケラリーノ・サンドロヴィッチらしく、建設的な意見などいっこもない、だれ1人として物語をすすめる歯車にならない。そこがいい。

なんだろう、このシンと澄み切った絶望は。なのに見た後はさわやか。あんだけ毒を食らわされたのに。

at 18:02:15

かざかみパンチ

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ひさびさに座・高円寺へ

カムカムミニキーナ公演「かざかみパンチ」みてきましたよ。

at 18:59:40

MY GREATEST HITS ~入江雅人一人芝居~

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シネセゾン渋谷の跡地に今年できた劇場、「CBGKシブゲキ!!」にいってまいりました。入江雅人一人芝居「MY GREATEST HITS」です。

タイトルが音楽のベスト盤みたいですが、内容的にもそんな感じで、これまでの一人芝居のタイトルを再演するというものだそうです。

いやあ、面白かった。女性のお客さんが多かったみたいですが、みんなゲラゲラ笑ってました。

社会風刺もちくりと入れつつ、かといって上から目線でもなく、頭良さそうぶるでもなく、かといってバカのふりをするでもなく。力入ってなさそうで、かといってユルユルでもなく。

演劇のヒトにありがちな「自分以外はみんなバカにみえる症候群」もなく、かっこよくて面白い舞台でした。

at 18:43:05

大図 ~月から江戸まで八〇〇歩~

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医者から「年に何度かシアターサンモールに行かないとあんた、もってあと80年だよ」と言われているので、BQMAP公演「大図 ~月から江戸まで八〇〇歩~」を見てきました。

at 18:55:09

水際パン屋

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ヘイ、ジョージ! 仕事ハミツカッタカイ?

千葉の人しかわからんネタ。

そういった背景のもとに吉祥寺を訪れた秋のさかえさんなのであった。

吉祥寺シアターにてカムカムミニキーナ旗揚げ20周年公演「水際パン屋」を観たのです。

at 22:09:08

CUT

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本日はお休み。先日、休日出勤したので代休であります。

で、Zepp Tokyoへ行った。

at 20:45:43

X day

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地球ゴージャスプロデュース「X day」観てきましたよ。

at 18:19:20

天聖八剣伝

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天王洲銀河劇場にて舞台「天聖八剣伝」観てまいりました。

最近さかえさんはきだつよし作演出ばかり観ている気がするなあ。

at 21:05:47

あたたかくなると

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根が単純なので、春が来るとウキウキする。九州出身なので暖かい方が好きだし。桜よりもツツジのほうが春を感じるが、関東ではツツジはまだまだ遅いので自分的にはまだ春っぽくはないなあ。

今週末あたりは近所の桜の名所に行きたいものです。天気良くなってほしいよー。

1年365日、同じような生活をしていても、寒い時期はなんか疲れやすい。やっぱり寒いと体が縮こまって良くないのかね。最近になってようやく「健康のためには体を冷やさないこと」と言う意味が身にしみてわかる。2008年度は年間に七回も風邪引いていたバカヤロウだった俺ですが、2009年度はヤリスギなくらい体調に気をつかって、なんとか風邪を引かずに済んだ。うがい手洗いはもちろん、いい睡眠をとる、栄養に気をつかう、そして体を冷やさない。これで1年もったぜ。

さてさて。実は寒い時期はなぜか演劇も観に行ってなかったのです。出歩くのがいやだったとかいう訳じゃないんですが、とくに興味をそそる舞台がなかったし、観たいものはスケジュールの関係で観られなかったので。しかーし!これからは観たいものが目白押し目黒引きなので楽しみ! チケットがとれるかは不透明ですがなんとか観たいとおもっとります。観たらまたレポート書くです。

at 22:30:44

ソウガ 〜相剋の双牙篇〜

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秋の観劇そのに。全労済スペースゼロにて観てまいりました「ソウガ」。

いやデジャブではござんせん。リンクをご覧になった方にはおわかりでしょうが、ソウガは同じ物語を別々の視点から観て描いた2本の演劇なのです。

簡単に言うと、幼なじみの二人の男が、同じ目的を胸に秘めながら、考え方の違いと、運命のいたずらで別々の道を歩み、やがて敵として相見える・・・というお話です。

いや、ほんとはそれだけじゃなくてドンデン返しもあるのだけど、ネタバレは避けておきましょう。公演終了後に書くかもしれません。

前回の「亡国」の主人公は村井良大さん演ずるツムギ、今回の「相剋」は松風雅也さん演ずるオウカ。つまりそれぞれの視点で同じ物語を追っている訳です。2本を観ればさらに面白いが、それぞれ単独で観ても十分面白い、というふれこみです。

で、結論から言うと・・・面白かった、と言っておきましょう。今回の「相剋」を観たおかげで、「亡国」で物足りなかった部分が解消したし、ドラマ的にも厚みが増しました。しかしながら、それは「亡国」を観た上でのことで、「亡国」を「相剋」で補完したからと言えるでしょう。おそらく「相剋」だけを観たならば、同じく物足りなかったり、わかりにくい部分(特にツムギの変節など)、人間描写が薄い部分が気になったと思われます。

厳しい意見を言えば、この2本はやはり1本にまとめた方がよかった。「それぞれ単独で観ても云々」はちょっと厳しいと思います。上演時間が長くなってしまうかもしれませんが、うまくまとめれば150分ぐらいでできたのではないでしょうか。「二人の主人公それぞれの視点から描く」というアイデアは興味深いし野心的ですが、アイデアがカチすぎてしまったように感じました。「相剋」は「亡国」のエピローグより後の物語も描いているのですが、「亡国」のストーリーを軸に「相剋」のエピソードを盛り込み、「亡国」のエピローグ以降は「相剋」をつなげば、見応えのあるドラマ、人間描写ができたのではないでしょうか。今回のやり方ではせっかくのドラマが分散し薄まってしまったように感じました。

とはいえ、試みとしてはすばらしいし、2本とも観た人にとっては満足できる芝居だったと思います。特に役者が良かった。二人の主人公もさることながら、笠原紳司さん演ずるゲンシュウの風格とカリスマ性、郷本直也さんのデンベエの渋さに隠された器の大きさ、大人の視点と寛容性、北村栄基さんのシュゼンのクールさと権謀術数にたけた策士ぶり、知性と野心の妖しさ、ほかにも書ききれないほど役者の魅力にあふれた舞台でした。

願わくばゲンシュウ主役で一本。スピンアウト!スピンアウト!

at 20:50:42


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