新生カシオペアの新譜「TRUE BLUE」をヘビロテしている。

もともと僕自身ファンであった安部潤さんがキーボードとして参加したわけだが、安部さん特有のピアノの音がカシオペアサウンドに混じっても何の違和感がないのが凄い。

画像は安部潤さんの現時点でのリーダーアルバムの全てなのだが、時に1枚目(手前)と2枚目(上右)はいまだに良く聴く。3枚目(上左)は、もちろん大好きだが1、2枚目がとにかく好きなのだ。

1st : THE SENSIMILLIA FAMILY TREE
2nd : OUR PURPOSE HERE
3rd : Walk Around

カシオペア参加のタイミングで、3枚目もあらためて聴いてみた。すると、カシオペアを聴いた後だからかもしれないが、1曲目や2曲目は曲調がカシオペアっぽい気もしてくる。もちろん楽器編成がサックスなどカシオペアにはないものなのだが、曲の感じがカシオペアとの親和性が高いのだ。

もともと安部潤さんはフィリップ・セスっぽい感じもあるし(似ているというより作・編曲のアプローチの仕方が)、ジャズに寄りすぎないフュージョンぽさがそう感じさせるのかもしれない。

なお、安部潤さんと言えば個人的には「戦国鍋TV」のサントラも良いのだ。戦国武将やその時代の人物をアイドル化した曲の編曲を一手に手がけられているのだが、普通にポップスとして聴きごたえがある。機会があればぜひ耳にしてほしい。