世話好きおばさん化していくMJの今後やいかに。

マスタープランナー＝ドクター・オクトパス。伏線もなにもなく正体はあんただったのねというところで首をかしげつつ本編へ。展開のうまさですな。このあたりベン10エイリアンフォースにも望みたい所なんですがねえ。

「ここをやられたら計画はおしまいだ」的なシグナルをバリバリ発してやっぱりそこをやられるあたりがオクトパスの詰めの甘さでしょうか。スイッチを入れた途端「自爆装置作動開始」と親切な自動音声が(笑)、敵に脱出をうながすとか。まあこのあたりはお約束か。部下のバカさ加減で失敗するパターンもね。

ちょっと物足りないのは、マスタープランナーの周到な作戦が、なぜかようにももろく失敗に終わったのか、スパイダーマンが何においてまさっていたのかがよくわからないのですよ。愛の力とかはやめてくれ。

ファン的にはグウェン・ステイシーに感情移入する所なんでしょうが、おいらはリズの行動のほうが成功に近いと思うんだよね。ちょっとキケン系女子ですが、自分が何を望み何を求めているのかをはっきり行動で示すほうが、それをかなえる近道でしょう。グウェンのようでは出し抜かれるのは必至。そのあたりですれ違いドラマを演出する手腕には脱毛(抜けてどうする)

なんだろうな、恋愛ドラマ路線にしちゃうとアメコミってさっぱりな感じがするんですけど。スパイダーマンってそんなだっけ？

フラッシュはなぜに唐突に好感度を下げるような行動に出るのか。ケガ次第ではアメフト選手として復活できないかもという不安と焦りがあるんですな。こういうところは本当にうまい描き方している。

エンディングでクリスマスソング流れてましたが、確か本国でもこのエピソードを放映したのは、クリスマスと関係ない時期だったはず。まあいいか。

今回はグウェン・ステイシーがすねるのも無理なかった。でもってMJプンスカ。やっぱりピーターは気が多いし、気が散りやすいのも確かですね。

舌ヤケドねたは面白かった。こんなのアニメで初めてみた。というか猪野さん上手いよねえ。コメディのセンス抜群。

前半の痴話とうらはらに、途中からのアクションはまったくもってすごい。一応、新シニスター・シックスは、全員で一気にかかるのではなく、二人一組でスパイダーマンを消耗させて、段階的に潰す作戦だったということでしょうか。それにしてもスパイダーマンはタフですね。こんだけタフなら、いっそグウェン・ステイシーとリズとMJを3人一緒にやっつけてしまえばいいんだわ(エロい意味で)こらっ

でもラストはアンおばさんといい話で締めくくろうとしやがった。

日曜夕方はスーパー女好きヒーロータイム！

う～む、なんだか昼メロのようになっていくのではないかと不安視するむきも俺一人。リズは可愛いんだけど、ちょっとアレな危険分子系ね。さわるとヤケドするぜ的なヤバイ女子さん。

すねグウェン・ステイシーもいいけど、やっぱりすれ違う運命にあるのね、ピーターとは。ちょっとイジイジしすぎなのがグウェン・ステイシーの欠点だよなあ。MJは気持ちをしっかり伝えなさいと言いたかったんであって、あの無理チューは不器用すぎる。

一方ピーターはと言えば、「本命はフラッシュ」的なアンテナ3本に大爆笑。ちなみにハイスクールのシーンでちょいちょい見切れている黒髪のむすめっこはフラッシュさんと先々からむんでしたっけ。一応かくしてみた。

クレイブンの自意識過剰ぶりはミステリ夫さんとは違う意味で笑えるなあ。というかカリプソさんにはたまらんもんがあります。おっぱいでかすぎ

はい、総論。今回はいまいち！

なんか今回はザ・バットマンぽかった。ミステリ夫さんがなんとなく。

オチはなんだかコントみたいだったなー。「あんた誰？」みたいな。

恋愛ものっぽくなっちゃうと、ちょっと面白味に欠けるなあ。あだち充みたいな。いや、「クロスゲーム」は面白いので見てますけど、スパイダーマンでそれはどうなの的な。

まあ今後もすれちがいます的なシグナルを感じるピーターとグウェン・ステイシー。

グウェン・ステイシーが軽い暴走をしました。

いやもう今回その一言で済んでしまうような。

ヴェノム対スパイダーマンのアクションがすごすぎ。グウェン救出作戦とあわせて見所いっぱいでしたわ。

次回以降シーズン2まで続けてくれてありがたい。話の流れやらなんやら、つながってそうだしねえ。トゥームストーンやらグリーンゴブリンやらブラックキャットやら、投げっぱなしの部分が残っているし。シーズン2も同じく13話、#14～#26ということになります。11月いっぱいはぶっつづけでやるのですが(スカパー情報誌で確認済み)、CODEリョーコみたいに半端な話数で休止とかしないでね。

ただシーズン3はまだ製作のめどが立っていないようです。ディズニーのマーヴェル買収で権利関係が整理されないといかんみたいね。つっても日本ではディズニーXDでやっているくらいだから、続きも作ってくれると信じましょう。

ディズニーXDの公式サイトに11/1のタイムテーブルがアップ。11/1のスペクタキュラー・スパイダーマンは#14 「煙の魔術師 ミステリオ」ということで、どうやらシーズン2以降もぶっつづけてくれそうです。やったねー

一方、CODE:リョーコは11/1でいったん終わりかな？　11/8の同枠はアイアンマン ザ・アドベンチャーズが入るので。サブタイトルが「悲しい別れ」っつーのもなんちゅーか。枠移動があるかもしれんので何ともいえませんけど。

う〜む、今回はちょっとご都合主義だったかな。

普通の作品ならこれでもいいけど、緻密な構成でここまできたスペクタキュラー・スパイダーマンだからこそあえて厳しいことも言いたい。

MJがただ節操がないだけに見えてくるぞ。こういうキャラは同姓に嫌われがちなので、ヒロインにはおかないものだけど、スペクタキュラー・スパイダーマンのキャラはどこかに欠点を持たせるところがいいんだな。

エディ・ブロックは確かに怒ってはいるが、心の奥底ではピーターへの友情を信じているからこのような行動に出る。葛藤なのだ。この作品は人間描写がほんと深いです。

今回のアクションは半端なくスゴイ。これで終わりかと思いきや、次々たたみかける。おなかいっぱいですぜ。

かようにすばらしい今回のエピソードですが、残念ながらグウェン・ステイシーが出番なかったのでマイナス600点です(ありえない俺)。

黒猫たんは後日描きましょう。

黒いベタベタ登場！　なんかもー、映画三部作を1シーズンでやってしまおうかという勢いですな。黒スパイダーマン、カメレオンとカードがそろいつつあります。ニセスパイダーマンやらブラックキャットやらのアクションがすばらしい。

ジェイムソンの反スパイダーマンキャンペーン。もうへそ曲がりなんだから。ジェイムソンのスパイダーマン嫌いは嫉妬心からだという人もいますが、おいら的にはあれですよ。ジャーナリストとしての本能なんだと思います。得体の知れないものには探求心と猜疑心が働く。無償の正義なるものを疑心をもとに斬る。「親愛なる隣人」なんてなー言葉は彼にとってうさんくさいものでしかないんでしょう。

黒猫たんの見せ場である今回はグウェン・ステイシーもMJも出番を控えるという、スターダムシステムみたいな作り方するんですねえ。

リズの立ち直り最強。

グウェン・ステイシーの眼鏡ずらしニラミ攻撃最強。

MJ、ただ最強。

これから書くことは多分にネタバレを含みます。エッチな絵も描いてませんので安心してスルーしてください。