土曜の朝はいつもテレビで旅サラダを見るのだが、今日の花見中継は感動したのだった。

福島県福島市の花見山公園が舞台だったのだが、公園とはいえそこは個人の所有。アベさんという一人のおじさんが70年近い歳月をかけて作り上げた桃源郷なのだ。

サクラをはじめとした数々の花々が一斉に咲きほこり、見る者の心をなごませる。聞けば「ただの雑木林を花で一杯にしたかった」というのがその動機とか。そして今では一般に無料開放し、誰でもこの桃源郷を楽しむことができる。

一人の人間の生き様として、アベさんのような生き方をしたいと思った。花は人の心を明るくさせる。そして花満開の公園を作ることでアベさんは人々に力を、生きる活力を与えるのだ。おいらはアベさんを心から尊敬する。人間として生まれた以上、生きる力を周囲に与えることこそが使命であり生き甲斐ではないだろうか。

http://www.f-kankou.jp/asobu/asobu_08/asobu_8_14.html