オーディオヴィジュアル専門誌HIVIの11月号、スカパー!HDのインタビュー記事は興味深かった。

かつてはスカパーがE2に集約されていくのではないかという噂が流れたこともあったが、それはないということがこの記事ではっきりした。

スカパー側の意向としては、薄型デジタルテレビやレコーダーに内蔵されているチューナーでE2を体験し、そこを入り口としていずれはスカパー(HDも含めいわゆる124/128度CS)を契約してほしいというのが本音だそうだ。よくそんなこと正直に言ってくれたなー、と驚いたくらいだ。

これまでスカパーとしては124/128度CSよりも、画質的にはE2の方が有利だったのだが、HD化によりその差はほぼなくなり、「家族のためのE2、個人のためのスカパー!HD」という棲み分けを明確にしたと言えよう。

(ちなみに技術的に言えばE2はブルーレイディスク、スカパー1HDはDVDに録画したハイビジョンというのが近い。画質的にはそこに準拠していると考えられる)

とにかく多チャンネルであることを第一義にしたスカパー!HD。願わくば似たようなチャンネルは少なくしてください。じゃないと多チャンネルである必要はないですからねー