30分番組とは思えぬほど密度濃くて、情報量多くて、なのにあっという間のエピソードでした。

トニーの危機に、いつも元気なペッパーが半べそかいてたのがイイじゃないですかご列席の皆様。かと思うと「チーム・アイアンマン!」ってアラレちゃんみたいに走るペッパーもイイじゃないですかご両家の皆様。チーム・アイアンマンってトライアスロンみたいですけどね。

今回、アイデアも構成も見事で見応えあった。展開も早く、アクションも力強く、ドラマ性も十分で情感もあって。家族ネタで締めくくるのはありきたりとはいえ、素晴らしいハマリ具合で文句なし。

ペッパーがバンコさん(クリムゾン・ダイナモ)の家族を検索してから家に出向き、現場に連れてくるまでがあまりに早かったというのはツッコミどころだろうけど、ツッコミのためのツッコミにしかならないのでおいらの敗北。

宇宙のような極限状況では、ほんの1秒の判断ミスや、1ミリのずれが命取りになるわけで、共倒れの全滅を避けるためバンコさんを見殺しにしたハルコフさんの判断は正しい。友だちを見捨てたとトニーは責めるけど、それは若さ青さだよね。バンコさんが警告を無視して作業していたこともあるので、ハルコフさんが見捨てたことを責めるのは逆恨みですがな。「サンシャイン2057」の真田広之を見習いなさい。