お願い!ランキングが面白くて録画してみてます。不況下の苦肉の策で低予算とタイアップで番組を構成しているのがありありなんだけど、アイデアの勝利ですね。

美味しい順ランキングの美食アカデミーの意見が興味深い。何がって、「料理はネーミングが大事」というもの。料理一筋の料理人だと、「味が全て」とかたくなになりがちなところ。お客さんはネーミングで味を想像し、その期待に良くも悪くもギャップがあると評価が分かれるのだという。

今回のピザーラでいえば、貝柱とイカのピザに「シーフードピザ」と名付けてある。別にエビピザがあるから差別化したかったらしいのだけど、「シーフードピザ」とネーミングすると、エビが入ってないことでガッカリ感が否めない。これが「貝柱のピザ」ならばイメージ通りの味で、しかもイカも味わえてオトク、と感じるのだそうだ。

ネーミングに対するイメージで、食べる前に受け入れ体勢ができてしまうわけで、絶対的な味が全てじゃない。これは何に対しても言えることなのかも、と思いました。