BS12チャンネルでリピート放送されているティーモ・シュープリーモ。ちょこちょこ見ていたのですが、シーズン終了となる#39を初めて見ました。Wikipediaによると今のところ39話までしか無いようですが、これがまた面白い。そして、その最終回にすっかりやられてしまったさかえさんなのだった!

キャプテン・クランドルことクランドル少年は、自分を他の惑星から来たスーパーヒーローだと信じて疑わない、という設定なのですが、これは彼の思いこみであって、単なるキャラ作りだと思っていたのですよ。

州の秘密組織であるレベル7の科学力が生んだスーパーツールによって、超人的な活躍を見せるティーモ・シュープリーモ。いや、ツールが無くても十分スーパーヒーロー的な活躍はしてましたが、あくまでアニメですから。

ところが、最終回においてクランドルは、巨大なモニュメントの下敷きになりつぶされるところを、ツール無しで持ち上げ、投げ飛ばした! 彼自身が常日頃言っていた、「いつか自身のスーパーパワーに目覚める」時がついに来たのだ!

と言う展開・・・はアリとしてだ! ティーモの正体を知っていて、日頃からクランドルに気の利いたアドバイスをしていた姉ジーンと、クランドル達がティーモであることを知らないはずの母。クランドルからは「地球のママ」と呼ばれていた彼女たちが、クランドルのスーパーパワーが目覚めたことを知り、「やっとこの日が来た」と涙を流すのだ。そう!彼女たちこそ、クランドルが異星から来たスーパーヒーローの卵であることを知っていたのである!

最後の最後までこの展開になるとは思わなかったので、意表を突かれましたよ。いやあ、やられた。久々に。

驚いたと言えば、スケート・ラッドことヘクターがメキシコ系であることは何となくわかったけど、ロープ・ガールことブレンダが日系だとは!