モーターマガジン最新号をはじめとした、自動車雑誌ではゴルフVIの記事が目白押し。そんな中、個人的に気になるのはやはりジェッタとヴァリアントです。

ゴルフVIヴァリアントは、今のところ有力な情報としては「2009年秋~年末に欧州発表、2010年春~初夏に日本発表」らしい。一方で、ジェッタはそれより遅れての発表となるとの噂。しかも今回のジェッタは、ゴルフVIベースながら、ほとんどゴルフとは似ても似つかないセダンになるらしい。

ゴルフベースというと、現行トゥーランやパサートも実はゴルフVのプラットフォームで作られており、単純に「床板を共用しました」ということではないらしい。そう考えると新型ジェッタがゴルフVIベースとはいえ、ゴルフにトランクを付けただけのセダンにならないというのはわかる気がする。

しかしながら、現行のヴァリアントが事実上「ジェッタワゴン」であり(北米では事実そんな名前)、共用部品が多いことを考えると、これらの情報を鵜呑みにするならば、ゴルフVI世代のジェッタとヴァリアントは共用するものがほとんど無いことになってしまいます。そんな贅沢な作り方が今の時代にふさわしいのかどうかが疑問。

やはりゴルフVI・ヴァリアントは、現行ヴァリアントのマイナーチェンジ、せいぜい「ビッグマイナーチェンジ」と呼べるレベルのもので、新型ジェッタベースのフルモデルチェンジが後々登場するのではないか、と想像するのですが・・・真実はいかに。

楽しみに待ってみたいと思います。