相変わらず面白いんだけど、気になる点もある。マジンガー活躍の場がなさ過ぎ。まあ、これはロボットアニメじゃなく人間ドラマだからいいのか。

あと、キャラクターが多いのは今川作品の特徴でもあるからいいとして、主人公そっちのけでキャラが動いてるようで気になる。各人が各人のドラマで動いてるんだよね。いや、それがいけないのではないけど、群像劇といえども主軸となるドラマが一本あって、併走するドラマはすべて主軸にからむ、影響を与え合うドラマじゃないと、とっちらかって何がなんだか、になっちゃう。交響楽はまず主旋律があって、それ以外のメロディーはすべて主旋律を立たせるためのものじゃないといかんでしょ。じゃないと各楽器が好き勝手な演奏をして、お互いの演奏を聴いていないダメなバンドみたい。