スタパブログにてApple TVが取り上げられていた。

スタパ斉藤さん的には、Apple TVのビデオオンデマンドのラインアップに「だから、コレ、誰が観るの? いやマジメな話」な作品が少ないことを評価しているようだ。

「ヘンな混ざりもの」呼ばわりのマイナーな作品が少ないことがいいことなのだと。

いや、おっしゃることはよくわかる。だが、おいらはこの意見に反対だ。

「だから、コレ、誰が観るの? いやマジメな話」的な作品ほど、ビデオオンデマンドというかネット配信で観せるべきなのだ。そういう作品ほど、パッケージで手にはいることは期待できないのだから。売れる作品、多数派の作品ばかりがラインアップされていることに、ネット配信の価値はない。

それが世の中で一人しか観ない作品であっても、ラインアップすべきだ。一人だから切り捨てていいというビジネスモデルは、パッケージメディアと何ら変わらないじゃない? もちろん、ポータルで大々的に推すことはしなくてよい。が、少なくとも検索すれば引っかかるようにはしておきたい。がんばって探せば、手に入るようにしてほしい。

在庫のネックを考えなくていいオンデマンドだからこそ、メジャー/マイナーの尺度から自由であるべきだと思うが、いかがでしょう。