申し訳ないが個人的に、今シリーズはちょっと評価に苦しい。

やはり今シリーズのキモは、無印ベン10シリーズとの整合性だった、としか思えない。10歳ベンの復活、スティンクフライ、とイベント的には面白かったけど、整合性のための展開に終始してしまい、興ざめだった。

こうなるとアグレゴーですら狂言まわしでしかなく、アグレゴーの犠牲になったエイリアンたちも、何のための出番だったか疑問だ。

もしかしたら、推論でしかないけど、もともとはVSアグレゴーのシリーズだったアルティメット・エイリアンだけど、途中で路線変更したとか・・・なんて思った。

10歳ベンが生意気でふざけてばかりいたのが、実は恐怖心と戦うためだったと(今さら)明かされるが、だとしたら本人がそれをベラベラしゃべるはずないでしょ? そのあたりも人間の描かれ方として、脚本の荒さが気になる。

アズマスもパラドックスもご都合のための存在でしかない。厳しい言い方ですが。ケビンの変節も無理を感じる。

まあ、今後はその整合性マニアックスがどう収束するのかを注目してみようかなと。