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坂本龍一の昔のアルバム。坂本龍一自身も左利きです。

スカポン太さんのとこで左利きの話題が出ていたので、現役左利きのおいらもちょっと書いてみることに。

箸は左手、マウスも左手。左クリックは中指で(左利きモードに切り替えない。会社の共用パソコンを使う関係でそういうクセが付いた)。腕時計は右腕。野球は左投げ左打ち。でも投げるも打つも右でもできる。

日常のほとんどは左手ですますおいらです。ハサミ、缶切り、片刃包丁などは右利き用のものを左手で使うので、よく「変に器用」と感心される。左利き専用の道具は買わない使わない。

ただし筆記用具は右手です。というか右手でしか文字は書けません。これは親のしつけだと思います。子供の頃は食事の時、右手に箸を握って左手で手づかみしていたそうです。絵を書くのはもちろん右手。ただし左手でタブレット使ったことありますが描けました。片岡鶴太郎さんは右利きなのに絵を描くときは「左手で描きたい」衝動から左で描くそうです。おいらも色を塗るときに「左手で塗るほうがしっくりくるのかな?」という感覚があります。長いことアナログで絵を描いていないので試していませんが。

左利きには都市伝説・思いこみ・宗教的背景・文化習慣、いろいろあって、科学的には不明な点がまだまだ多いのだそうです。

これを読んでいる方、何も考えず腕組みしてみてください。その感覚を覚えておいて、今度はお祈りするみたいに指を組んでみてください。

腕組みしたとき、どちらの腕が上に来ましたか? 体に密着する方が下です。このとき、上に来た方の腕が「潜在的利き腕(利き手)」だと言います。右利きだと思っている人の中にも「潜在的左利き」は多く、また逆も少なくないそうです。試しにわざと逆に組んでみてください。ものすごく違和感がある人は、決め手になるそうです。

今度は指組みしたとき、親指が上に来た方を思い出してください。この場合も、潜在的利き腕がわかるそうなのです。ところが、まれに腕組みと指組みで、利き腕がまちまちな人もいるそうなのです。したがってこの方法では本当の利き腕はわからないとする説もあります。

このように、利き手に関してはまだわからないことが多いのです。プロスポーツ選手でも、利き手は右なのに、利き足は左、という人がいるそうです。目にも利き目があるそうですが(脳と神経系は首のあたりで左右入れ替わっているので、右利きの効き目は左だと言われる)、これも一定していないケースは少なくないとの話。

同様によく言われる、「利き手を無理に修正しようとすると、脳に障害が出ることもある」という説も怪しいらしいですよ。

さて、ここからはおいらの思いつきなので、科学的根拠はありませんが、そういう考えもあるのでは?という極論。思いこみが多そうな利き手の説に対する皮肉半分と思って読んでください。まったく悪気はございません。

つまるところ、後天的、つまり環境や学習によって決まることが多いのではないかとにらんでいます。あるいはクセ。たとえば「身を守ろうととっさに出る方が利き手」といいますが、たとえば左側から何か飛んできたとき、右利きでも左手が出ることは良くあると思います(いろんな人にきいてみてそういう人が多かった)。学者さんの中にも、「人間の利き手はもともと生まれたときは左右同数」と言う人がいます。

よく考えると、道具を使うのは人間の特徴。そもそも四つ足の生き物が立ち上がって、余った前足でものをつかむようになったことが、脳の発達につながり、知能を獲得したと言われています。確かにシャケを捕まえる熊とか、サルやリスも前足を使いますが、「道具」のように器用さを要求される動作はあまりない(人間が開発した道具をサルに使わせたらできた、ということはありますが、それもいわば人間が作った道具ありきの後天的行動)。

右脳・左脳の関係も利き手には影響すると言われますが、先述のように「手を使い始めたことが脳の発達につながった」という説から言えば、特に左脳の発達は「手を使い始めたことが先にありき」なので、後付け説と考えられなくもない。ましてや芸術的活動は人間特有の行動と思うと、右脳左脳と利き手の因果関係はどれほどなのか、よくわかりません。タマゴが先かしょう油が先か(それはタマゴかけご飯)。

そもそも、人間が知能を獲得してからの発達、というか生活スタイルや環境の変化は、生物学的進化や変化のペースに比べると急激すぎるといわれています。そのため、今でも人間の肉体は狩猟生活を行っていたギャートルズ時代と変化していない。したがって食欲(本能)に任せてご飯を食べていると、運動量が段違いに少なく、摂取カロリーに対する消費カロリーが少なすぎることでメタボになる、というのです。つまり、利き手がどうこう言う話は、人間が手や腕を使い始めてからの変化が激しすぎて、生物学的に説明する段階にないのかも、と思っています。

あ、別に利き手の学説を否定しているとか、話題をバカにしているということではないのですよ。むしろ興味深いし面白がっているだけ。モーツァルトもダビンチも左利きだった、といわれたら、左利きの方がそっち向きなのかも?という話にうなずけるモノはあるし。ただ、アーティストにしめる左利きの割合が、平均や他分野と比べた統計的裏付けがどれだけあるかという話は聞いたことがないですね。ギターやベースなど楽器は右利き用の方が圧倒的に生産台数が多いことなどはどうなのかな、って。