POSが滅ぼしたもの
音楽 10月 18th, 2010 at 20:52:13↑↑↑これ面白かったっす。気分的にはマイナーなジャズCDとかあさってるおいらも共感できるし。
世の中、ビジネスがみんなメガヒット指向に走っちゃってて、俗に「マイナー」と簡単にバッサリ言われてしまうけど、文字通り少数派ながらも文化的には「こーいうのも無いとアカンのとちがうのん?」が欠落してしまいがち。たとえばシングルCDを100万枚売ろうと思うと、何かしら捨てなきゃならん音楽的要素もあったりして、文化的にはヤセッポチになっちゃうというのは実感している。そもそも「CDを売る」ということが、音楽という創作とはまったく別のことですからね。
面白いと思ったのは、POSシステムというものが「売れないものは切り捨てる」仕組みになっているという意見。目からウロコだったっす。売る側の意識として「売れなくてもいいんだ! 切り捨てなんかしないぞ!」と心に誓ったとしてもダメなんでしょうかね。POSは売れないものは不良在庫としてしか定義しないと。
ゲルニカとか巻上公一とかすげえラインナップですよ。あとはほんとに知る人ぞ知るアーティストばっかりなんだろうなあ。Perfumeは消耗品とか辛辣ですけど同意です。
ニューウェイブはまったく聞かなかったけどプログレは友人が好きでわりと聞いてました。
10月 21st, 2010 at 23:43:04
お久しぶりです。
CDが売れないんじゃなくて店舗のシステムがCDを売れなくしてしまったということですね。
確かにお店に足を運んでも目的のものがないなら、ネットで欲しいものがあるAmazonに行っちゃいますよね。最初から確実に欲しいものがそこにある訳ですから。
10月 22nd, 2010 at 0:13:31
どもです~
やっぱり、数多く売れるものが、商売上は「良いもの」ってことになっちゃうので、価値基準が均一化してしまうんですね。
おいらはCDはじっさい店頭で手にとって買いたいほうなんで、Amazonならほぼ手に入るのにショップに行っちゃう。けど、ある程度売れるものしかそこにはない。ジレンマですわ。
iTunesをはじめ、配信商法ともなれば在庫の概念がないんだけど、店頭販売みたいな「運命の出会い」がないのは寂しいです。