日本市場への復活が決定しているオペルですが、アストラスポーツツアラーが格好いいので紹介したいと思います。

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なんだか七三分けのシュッとした顔立ちに見えるのは私だけでしょうかww

オペルは100年以上の歴史を持つドイツの自動車メーカーですが、今では「ドイツの」と言うには引っかかりを感じるほどのグローバル企業です。1929年からはアメリカのゼネラルモータースグループ傘下に入り、グループ内でプラットフォームを共有したりしてます。日本だといすゞ自動車がジェミニやその他のプラットフォームをオペルやGM車と共有していました。

アストラはいわゆるCセグメントの小型車で、かつては日本でもフォルクスワーゲン・ゴルフのライバルとして知られていました。クルマ好きの間では、クルマを分かっている、通好み的な自慢としてゴルフを選択するというものがあり、それに対するカウンターとしてアストラを選ぶという風潮があったような。

そんなオペルも現在は、プジョー・シトロエングループとフィアット・クライスラーグループが合併してできたステランティスの傘下。フランス、イタリア、アメリカ、ドイツその他の自動車メーカーが一堂に会し、もはやどこの国のクルマかなんてナンセンスになってしまいます。

日本では2006年をもってオペルは市場撤退したのですが、満を持して復帰することになります。その復帰第一弾ラインアップにアストラが含まれてないのが残念ですが、最も日本市場に適した車種に思えますので、日本での販売がないとは考えにくいです。

さて、アストラのワゴンバージョンであるスポーツツアラーですが、アストラは新型プジョー308とプラットフォームを共有しています。エンジンなどはまったく同じもののようです。私も新型プジョー308はとても気になる存在。ゴルフVIIIヴァリアントと同じ時期に売っていれば相当悩んでいたと思います。

プジョー308SW(ワゴン)

アストラスポーツツアラーはサイズ的にもほぼゴルフヴァリアントと同じですが、車幅だけが1860mmとパサート並なのだけが気になりますね。

全長×全幅×全高:4642×1860×1480mm
インテリアも今風デジタル

プジョー308は先代がすごく良いクルマとの評判で、特にディーゼルが素晴らしいとのこと。新型プジョー308もまだ日本導入がされていませんが、海外では好評価ですし、アストラも期待できそうです。

電動リアゲートもゴルフヴァリアント同様