いや、今回は特に評価することがない。

動きだけでこれだけ表現することのすごさとか、おっぱいタイ・リー出たーとか書けば書けるけど、わざわざ言うことじゃない。エピソードとしては良い作りしているとは思うけど、シリーズの流れとしてはあまりに話が動かなすぎる。20話しかない第2シリーズのストーリー展開が停滞しきってるように思える。

見るべきはドラマであってストーリーではない、と言えばそれまでだけど、今後ズーコ王子がどう絡んでくるのか(捲土重来が期待されていると思うけど、チラともそぶりを見せないし)とか、本筋であるナントカ彗星とか、アンは夏至までに全てのベンダーのワザを身につけなければならないとか、無敵のハズの火の国の弱点・日食とか、淡々とファクターだけ並べてるだけで、そこがストーリーやドラマにどう絡んで、どう「うねり」を生むのかが見えてこない。

かなり厳しい意見ですが、トフをキャラクターとして生かし切れていない点も含めて、ここのところのアバターはワクワクしないんですよね。前回も「ネタ切れなのか?」と思わせるキャラクタースポットライトエピソードもそうだし(アイデアとしては悪くないけどドラマに絡まなさすぎ)、前々回の、ラストがアウターリミッツ的なエピソードはまあまあ面白かったけど、本筋がないがしろにされ過ぎてないかと思えるんですよね。

たぶん、前回と今回は無くてもシリーズは成立すると思う。キツイ言い方だけど「上げ底」でしかない。