先日の日本テレビ、たけしの何やらで、子供の教育問題に触れて体罰の是非を論じていましたが、総じて「体罰はやはり必要」という意見だったように思います。

個人的には、一部の幼児化した30代40代の犯罪やらお騒がせ行動やらを見るにつけ、教育は確かに見直さなければならない面もあるとは感じています。しかしながら、短絡的に体罰の復活というのはどうでしょうか? いや、おいらは体罰否定論者のつもりはありません。が、真っ先に必要なのは、体罰をふるう側の再教育ではないかと思います。

昨今の児童虐待のエスカレートという現実は無視できないと思うのですよ。体罰の名目のもとに虐待が見過ごされるケースはやはり怖い。だから体罰の復活には「行使する側の教育」が重要だと言いたいのです。

つい先日も、親にしかられた腹いせに、誰でも良いからとクルマで人をはねた輩がいました。その親というのは、うるさいだけで決して厳しくはなかったのでは、と想像するのです。うるさい親の元で、どうしてそんな甘ったれた考えに至るのか。親の側、大人の側が「厳しさ」をまったく勘違いしていて、うるさいだけで実は何もしつけ・教育していない、実態は甘やかせているだけの、「逆に」甘い大人が多い気がするのですが、どうでしょう。