BS11でのベン10が始まりました。

あれ? ワイド画面だ。CNで録画したDVDを引っ張り出して見直しましたが、そちらは4:3画面ですね。どうも最初から16:9で製作されていたらしく、4:3の方はあらためて見ると、両サイドが不自然にカットされている感じ。

やはりBSデジタルだけに画質はきれいだし、音も良いので、見ていてこちらの方が楽しめます。「映画はテレビで見てはおもしろみが伝わらない」といいますが、それに近い感じ。製作者の意図が伝わりやすいといいますか。

さて、BS11がどうこうじゃなく、久々に#1をみていて気づいたこともいくつか。マックスじいちゃんは最初からヒートブラストを「モンスターじゃない。エイリアンだ」と確信的に断定していること。後々のことを考えるとここで伏線らしきものははってあったんですね。

ベンとグウェンは最初っから救いようがないくらい仲が悪かったんだけど、グウェンがロボットからベンを助けたとき「ベンに手を出すな!」と言っていたり、ダイヤモンドヘッドがグウェンを助けたとき「さっきのお礼」と言っていたり・・・このあたりのやりとりを含めて、第1話で、表面上は憎まれ口をたたき合っていても、根っこの部分でお互いを思いやる心が形成されていたのかな、と思いますよ。

それにしても、ベンは最初はホントに正義漢だったんだなあ。最近はおもしろ半分でエイリアン化しているようでもあるけど。

確か初めてのベン10レビューでは「冒頭の教室のシーンは蛇足」と書いた覚えがあるけど、そこは変わっていないな。いじめられっ子を助けようとしてやられるシーンが最初であるべき、という意見は変わってません。