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フランス人ベーシストYves Carbonneのアルバム「Seven Waves」であります。

イヴ・カルボンヌとでも呼ぶのでしょうか。ジャケットのベースがすごいです。12弦フレットレスベース! 左利きみたいですね。本編中ではむしろ10弦ベースを弾いていることが多いようですが、その音がまたいい。フレットレスならではの柔らかくなめらかな音に、まるで歌うかのようなフレージング。むちゃくちゃ上手いベーシストですね。そして曲がまたいい。Guillaume Eyangoのヴォーカルが数曲で入りますが、これも雰囲気バッチリです。ジャズ畑のベーシストだとは思いますが、ヴォーカルが入るとロックぽくもありフォークっぽくもあり。

それにしても12弦・・・どんなチューニングなんでしょう、ベースとギターを並べてくっつけたようなもんでしょう。よく指が弦に届くなあ。まあ、クラシックギターにはこのくらいの多弦&幅広フレットはあるから、それほど奇異なモノでもありませんか。

ひさびさ掘り出し物のCDでした。