スワンプファイヤーさんの自己再生能力は他人に与えることもできるのか。

前回、ハイブリード(というかライニーというべきか)の没落ぶりをネタにしたが、案外ほんとうに没落貴族だったのかも知れませんね。今回ほとんど役に立ってないしなー。

とはいえ、ハイブリードはハイブリードなりに行動原則があり矜持がある。今回いい話だなーと思ったのは、ハイブリード自身がベンベンテニスンとの友情を認めたからこそ、ハイブリード種族の掟に従い自らを戒めた、というところにあるのよね。こう言っては意地が悪いが、ケビンが簡単に「いいもの」に変わりすぎた、という感があるから、ハイブリードの選択の方に共感を覚える。彼らなりの種族の歴史と文化が何千年何万年とあったはずで、そう簡単にそれがくつがえるはずがない。だがそれをくつがえしたという表現があればこそのラストだったと言える。

何らかのカタチでハイブリードは復活するのだろうな。そのときベンとどう相対するのか、というドラマを期待させまする。ここ数話のハイブリードはただヘタレてただけではなかったと思わせたよ。

「また生えてくる?」に笑った。確かにいろんなエイリアンを見すぎてきたベンらしいセリフだ。