というわけで鳩山氏は首相辞任したわけなんですが、辞めなきゃ辞めないで責任がどうのとわめき、辞めたら辞めたで無責任だと叫び散らかす輩には気の毒としか(以下放棄)。

鳩山氏には「身から出たサビ」としか贈る言葉がないので、というか人と同じ事書いても仕方がないのでちょっと違うことをば。

今朝のFMを聞いていたら、鳩山氏辞任について在ニューヨーク日本人ジャーナリストが聞いた、かの地のジャーナリズムの論調が面白かったのです。NYと言えばリベラル寄りのジャーナリストが多いので、そこいらさっぴいて受け取る必要もありますが。

鳩山氏を辞任に追い込んだ最大の要因は米軍基地問題である。アメリカの政治的影響が日本の首相を辞任に追い込んだことにアメリカは責任を感じるべきであろう、と、NYジャーナリズムは言うのだそうですよ。

日本の政治が他国の政治に影響を及ぼしたときに、日本のジャーナリズムが日本の責任について言及することがありえるだろうか、と思うと興味深いですな。

そして何より面白かったのは・・・NYのジャーナリスト曰く。

「米軍基地問題において、日本のマスコミは鳩山を猛批判したが、アメリカを批判する記事は見受けられなかった。基地問題は日本の政治家だけの問題じゃないのにも関わらず」

「日本のマスコミは米軍基地を国外や沖縄県外に移転するなど、無理だダメだと総攻撃したが、結局それは(辺野古移転をおす)アメリカを擁護することになった。なぜ日本のマスコミがそんなことをするのか理解に苦しむ」

つまり日本のマスコミは鳩山・民主党の攻撃にばかり躍起になり、ジャーナリズムとしてアンバランスに見受けられたと言うことなのでしょう。

なぜかNYジャーナリズムの方に共感してしまうおいらは変でしょうか。