マーティーの父はマーティーと血がつながってなかった。その事実をマーティーはまだ知らない。どうやらアイアンフィストを使える者は限られているらしく、マーティーはその血を受け継ぐ者。実父からマーティーをたくされ、ここまで育てた養父。マーティーの運命を知る彼は、マーティーを敵から守ろうとして傷を負う。

その怒りにより力を解放したマーティーは、一瞬だがアイアンキッドに変身。右腕のアイアンフィストが全身鎧へと変化するのだ。たった一撃で大型ロボを撃破したアイアンキッド。

エリーとマーティーのやりとりがジュブナイルしてて良いなあ。短いカットに二人の心の交流が描けているから、その後にエリーがマーティーの元を去るのも唐突な感じがしない。マーティーたちに危険が及ばないようにという心遣いが伝わるのだ。

翻訳のセリフがところどころ饒舌すぎるように思えて、テンポがもたつくのが惜しい。原語にあるセリフでも、映像で伝えるべき事が伝わっているならカッとしても良いと思うんだけどなあ。

敵方の女性ロボ・ブラックビューティーがワル素敵でよろしい。このあと味方にも女性ロボが出てくるのだが、キャラの配置がほんと絶妙。このへんはアメリカアニメの影響じゃないかと思った。