まだ年内に数枚買う予定があるのですが、2010年さかえさんセレクトCD大賞(タイトルかわっとる)

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迷ったは迷ったけど、大賞はやはりコレでしょう。孤高の鉄人アンソニー・ジャクソンの初ソロ。とはいえ共同名義のヨルゴス・ファカナスも素晴らしい。ヨルゴスのあまりの素晴らしさに、アンソニー・ジャクソンのソロ名義になるはずのところを、アンソニーみずから共同名義を申し出たと言うほどなのです。

で、今年も迷ったから次点も含めて発表~

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パット・メセニーの「オーケストリオン」。あれ、これブログに書いてなかったっけ? なんと自動演奏装置とパットの競演。自動演奏といっても、いわゆる打ち込み、シーケンサーやコンピュータミュージックではなく、生楽器を機械で弾いて演奏するシステムなのだ。その仕掛けのケレンミもさることながら、音楽的に優れていることが特筆。

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邦楽ではこれ。音楽に対する真摯な姿勢と、音の本物感に震えが来た。質的にはほぼ壊滅状態の邦楽の中にあって、ポップさと芸術性と、華やかさ、妖しさを讃えたエンターテインメント性が実にみごとです。

2010年は個人的には少し低調だったと思いますが、いいものは少ないながらも収穫しましたよ、はい。