≪前回までのあらすじ≫

地上アナログ終了と同時にTVKが視聴できなくなる船橋市民・かずいさかえ。ついに軽い腰を上げ、UHFアンテナによるTVK直接受信プロジェクトを立ち上げたのである。

TVK受信に手応えを感じちゃったわウッフンということで、UHFアンテナは買うことにしました。全く同じUwPAです。でもって、ブースターも個人で入手できる範囲では最大利得であろう、DXアンテナの41dbモデルを購入しました。

[tmkm-amazon]B002QXMXYU[/tmkm-amazon]

↑↑↑ Amazonアフィリエイト

結構お値段も安く。

そして4Cだったケーブルも、太いS-5C-FBに変更。ベランダのアンテナからレコーダーまでケーブル長が約7mほどなので、5Cも4Cもあまり差がないという話ですが、効果のほどはいかに。壁を通すにも、減衰が大きいすき間ケーブルは使わず、エアコン用ダクトを通します。といってもうちのエアコンはマンション壁の天井側と床側にふたつあるダクトの、上の方を使っていたのですが、アンテナケーブルは下のダクトを通します。つまり自分でパテ埋めを行いました。

ダクト穴をエアコンダクトより細いケーブルを通しただけでは、穴をパテ埋めするのに多量のパテが必要になります。そこで下図のようにダンボール紙で大まかに穴埋めし、そこにアンテナケーブルを通しました。

ダンボール紙をグルグル巻きにして穴をふさぎ、そのすき間にケーブルを通します。あとはすき間をパテ埋めすれば、パテを節約できて作業時間も短縮。

これで再度TVK受信にトライすると、アンテナレベルが49! 条件が良いときは50に達します。下がっても45どまりなので、安定受信のレベルを確保したといえましょう。

かくして千葉県船橋市、賃貸マンションの1階ベランダ設置のUHFアンテナで、テレビ神奈川の受信に成功したのであります。

あとは1年を通して同じ条件が維持できるのか、天候や季節のちがいで影響がどのくらいあるのかを見守りたいと思うさかえさんなのでした。

ということでサブ機レコーダーはほぼTVK専用機となったのですが、このアンテナでキー局地上デジタルはちゃんと受信できるので、サブ機としての機能も果たせるのです。

うちはたまたまTVK送信塔方向の障害が少なかったと思うので、船橋のどこでもTVK受信できるとは言えませんが、意外とはいるもんだなと言うのが正直な感想です。千葉県の東京湾沿岸なら、電波が届く距離ではあるので、障害物さえなければチャレンジする価値はあると思いますよ。