あらためてブリストル探検隊のレビューを。

探検家の父にあこがれる少年ジンは、行方しれずの父に続いていずれは「ブリストル探検隊」を結成し、冒険の旅に出る事を目指す。だが彼の祖母は、親不孝な自分の息子に続いてジンが冒険の旅に出ることを危惧している。

冒険家の真似事でジンは、近海の海底から宝をみつけようと、ガラクタをさらってはオークションにかける日々。だが、ドジな海賊「白ヒゲ」が同じく海賊シルバーから奪った「プリント船長の航海日誌」を海底に落としてしまい、それを拾ったジンがオークションにかけたことで大騒動が。

航海日誌は本の形をしているが、実際には立体映像がとびだすハイテク仕掛け。ハーロックみたいなプリント船長と、イケメン海賊シルバーとは因縁があるようです。

#2はオークションを舞台に駆け引き勝負。なんか面白い。作画も演出もいまいちなんだけど、サービス精神は買います。

「天上の扉」なるものを見つけるため、航海日誌を求める大金持ちの少年リバシ。オークションは想像を絶する高値合戦になる。だが、航海日誌が「幻の島ゴールドアイランド」への道筋を示すものと知ったジンは、とつじょ売却はやめると宣言。彼の父はゴールドアイランドを目指し、消息を絶ったのだ。ゴールドアイランドにたどりつけば、父に会えるかも知れない。

そこへ白ヒゲ一味が煙幕弾を打ち込み、航海日誌を奪い去ろうとする。が、同じく航海日誌を取り戻そうとするシルバーと、謎の仮面の男との三つどもえも奪い合いが繰り広げられた。仮面の男はどうやらブリストルの政府に通じる人間のようでもある。

日誌の奪い合いの中、ちゃっかりそれを取り戻したジンは、なんとしてもそれを買い取りたいリバシと小競り合いに。そこへ白ヒゲが現れ、ジンから日誌を奪い取ろうとするが、リバシの命令で彼の船が砲弾を打ち込み、白ヒゲ一味を退ける。一方、軍に捕らえられたシルバーは、仲間のキャットに救われる。

日誌を売ることを断念したジンは、念願の船を手に入れる金ができず落胆するが、リバシが彼の船でゴールドアイランドを目指すことを知り、勝手に彼の船に乗り込み、ブリストル探検隊を名乗ることになった。

ドラクエに出てそうな少年ジン、金持ちのメガネ少年リバシ、唯一シリアスな隻眼のイケメン少年?海賊シルバー、その仲間のピッタリ黒タイツな女海賊(ちょっとドジっ娘)、ブサイク海賊団の白ヒゲ一味とキャスティングがそろった。ピンク髪の記者志望少女リナはこれっきりなんですかいのう。

正直、日本のアニメに見慣れた人には、作品のレベルが気になると思うんですが、なんかガンバレという感じでゆるっと見てみます。