クールキャットさん。お察しの通りこんなバックリ開けて出たりしません。

ついにゴールドアイランドにたどりついたジンとリバシ。だが、黄金の寺院で待ち受けていたものは?

アフリカ系原住民の島から吊り橋を渡り別の島へ。そこからジャングルを抜けてたどりついたのは・・・また別の島。じゃあ最初から船で行けなかったのかってヤボは言いますまい。いややっぱり言おう。船で行(以下割愛)

黄金に輝く寺院にはウォルターという老人がいた。なんと彼はプリント船長の部下であり、臆病であるが故にこの島で起きた惨劇から逃れ、ずっと隠れ住んでいたのだという。

この島の惨劇、「天上の宝」に通じる「天上の扉」(なんかややこしい)を守る黄金の巨人ゴーグ(安彦良和アニメではない)にプリント船長の部下が犠牲になったという。

ともあれウォルターじいさんは置いておいて、天上の宝へと迫るジンとリバシの前に、そのゴーグが現れた。二人がゴーグの餌食とならんとしたそのとき、二人を助けたのはなんとシルバとクールキャットだった。ライバルのはずなのに何故助けたというリバシの問いには、お前たちではなく航海日誌を救ったのだとうそぶくシルバ。

だが巨大なゴーグの前には4人をしても苦戦する。恐れて隠れていたウォルターだったが、子供たちが犠牲になるのが耐えられず、勇気を振り絞ってゴーグに巨岩をぶつける。それはまったく効かなかったが、ゴーグが反撃でウォルターに投げた杖が天井を破り、ゴーグに日光が降り注ぐ。すると、ゴーグの体が崩れだした。ゴーグの弱点は日光だったのだ。

ジンたちは力を合わせ、ゴーグに日光を浴びせることで、ついにゴーグを倒した。ゴーグは言う。自分は天上の宝にふさわしい人間を試すための試練。そして、「ゴールドアイランド」とは1つの島を示すものではなく、いくつものゴールドアイランドで課題をクリアしなければ、天上の宝にはたどり着けないと。ゲーム原作らしいプロットですね。

ゴーグに天上の宝へのカギとなるパーツを受け取ったジンたち。そこにシルバが迫り、カギがあるのなら航海日誌は不要のはず、ならばそれを返せと言う。しかし、ゴールドアイランドが一つではない以上、やはり日誌は欠かせないとリバシ。力ずくで奪い去ろうとするシルバの前に、ウォルターが立ちはだかった。ジンたちは、ウォルターは決して臆病者ではないと言い残し、感謝とともに島を後にする。

勇気が大事だというお話でした。