おひとりさまでも安心して楽しめます。

今日は新宿にお芝居を見に来ました。コマ劇場。

いやあ、やっぱりサブちゃんはいいよね！

と、冗談は顔だけにして、えっ俺の顔は冗談かよ！(自作自演)

ほんとうはコマの下のシアターアプルにて、カムカムミニキーナ公演「ダルマ」を見に来たのでした。

う～む、正直、今回はイマイチでした。

現代における天才戯曲家・松村武ひきいるカムカムの舞台はいつもハズレがないんだけど、ちょっと今回は話に軸が無くて、見ていてぶれまくりなかんじがしたな(今風の表現)。時空を超えた転生の物語と、いつでも変わることのない人間の業とか、描くべきドラマは良かったし、役者の魅力もたっぷり、眼鏡王子・八嶋智人(ATOK一発変換に知名度を見た)、やましげこと山崎樹範(おしい、こっちは一発変換できず)、それに何より松村武自身の怖いまでのキレは健在だったので、よけいおしい。シアターアプルの構造的な問題か、音響がもう一つでセリフが抜けてこなかったのも問題(役者の滑舌や技術のせいではないことは、何度も見ているカムカムだから明言しても良いと思う)。

カムカムのオリジナルキャストがこれだけそろうのも珍しいことだし、もうちょっと脚本にひねりと練り込みが欲しかったかな。