3連休でにぎわう舞浜イクスピアリ

日本に来たらマイティがついちゃったソーを観に行きました。なんでマイティが付いたかというと、えげつな痛いホラー映画とまぎらわしいから、と思ってましたが、作中でもロキが「マイティ・ソー」と呼んでましたがな。

で、感想ですが・・・

面白かった! アヴェンジャーズ関係では、最もヒーローものっぽかった。日本のヒーローアニメや特撮のようでもあり。ケネス・ブラナーってこういう演出でしたっけ?意外でした。ちょっと「斜めアングル」が多くて、そこはいまいち。

ストーリーは何が良かったかって、これはロキの映画ですよ。ロキが良かった。ロキは単に野望に堕ちた裏切り者ではなく、義父オーディンへの尊敬が強すぎるが故に、道を踏み外しちゃったようにも見えた。オーディンに王として認められたくて、実績を作るために氷の巨人さえも欺いて(実の父親ラウフェイをも手にかける!)。人間くささが素晴らしかった。パパにほめられたかったんだよね、うんうん。

もちろんソーも良かったんだけど、もう少し人間的な魅力というかチャーミングさを全面的に出しても良かった。乱暴者の筋肉マン的な見てくれもあったから、ニューメキシコ市民とのお調子者的交流を入れてみたら良かったかも。

そしてナタリー・ポートマン美しすぎ。今回はかわいらしさも出てて、オジサン白旗ですよ。ブラック・スワンの怖芝居とは別人。あと、めがねっ娘のダーシーも萌え。

浅野忠信は挨拶程度って感じ。

アヴェンジャーズ関係では恒例のクロスオーバーですが、クレジット後のエピローグは別にすれば今回はひかえめ。そして出オチ魔神のニック・フューリー、いやもはやシールド長官はサミュエル・L・ジャクソン本人ということにしたほうが、のアイパッチ親父も良い味出してました。絶対好きでやってる、この親父。

スタン・リー?当然じゃないですか!

いつもは映画は近所のTOHOシネマズに行くんだけど、どこも3D上映だったし、2Dで見たかったのでイクスピアリにしたのです。これはおそらく正解で、めまぐるしい映像は3Dだと酔ったかも。でもあらためて3Dで見直すかも知れない。

気になったのは、客席がガラ空きだったのよね。全米興行成績は良かったそうだけど、日本ではアレなのかしら。北欧神話ベースというのも、日本人にはピンとこないのかなあ。

ちなみに、ムジョルニアを引き抜こうとするソーを特殊ボーガンで狙いを定めるのがホークアイ