はいっ、というわけでございまして!(バラエティ番組の導入部?)

今日1日で、パスワードシリーズの21~24巻を読破! まあ、児童文学なのでボリュームはさほどでもねーのだが。

しかし、2日くらいかけて読むつもりだったのが、面白くて一気に読んでもうたよ!

感想としては、やはり中学生編になっていろいろがらりと変わったことで、面白くなった!

パスワードシリーズの感想を書くのは難しい。というのも、何を書いてもネタバレになってしまうからだ。このブログはネタバレ上等でアニメ感想などを書いているが、それにしてもパスワードシリーズに関しては、ミステリーということもあり、バレたら面白み半減なのだ。なので歯切れの悪い書き方になってしまう。

キャラクターの関係性などを書いても、1巻のネタバレになってしまうので最初からアウトなのだ。くうう

で、歯切れ悪いながら、苦言も書いてみよう。

21巻、ある主要キャラクターの記憶喪失がストーリーのキモになるのだが、やはりパスワードシリーズならば、記憶を取り戻すキッカケは、パズルやクイズや、推理であって欲しかった。これまでの電子探偵団の活躍の数々をほうふつとさせるパズルとかだったら良かったのに、と思う。

22巻、ある登場人物は幼少時のある事件がもとで言葉を失っていたのだが、それゆえに心情描写がもうひとつだったかな。あるいはそれを逆手にとって、意外な心情を秘めていたことをラストで明かせばグッと盛り上がったかも。

23巻、これは苦言ではないけれど、あるキャラクターに大転換機が訪れて・・・これは熱心なファンには賛否両論かも、と思った。ちょっとキャラクターの根幹に関わる部分なので。でも、先の「忍者の末裔」ネタが実は伏線だった?と考えると、それはそれですごい!

24巻、もうちょっと盛り上げられたんじゃないか?というイベントがあったわけだが、これはこれで良いかもしれない。それでも、キャラクターの心情にもっとインパクトを与えたはずなので、人間描写にもう少し工夫があっても良かった。

とまあ、何のことかわからない方は読んで、としか言えない。苦言としてもまあ↑↑↑この程度なので、面白いことは間違いないですから。

それにしても、24巻振り返ってみると、見事にバラエティ豊かなエピソードであふれていて、若干の中だるみはあっても、トータルで面白いシリーズであることはうけあいです。