神岡まどか(かみおか・まどか)

魚座 B型
私立四葉女子大学付属小学校5年~メルボルン公立ジュニアセカンダリースクール~四葉女子大付属中学校1年
父:神岡教授と二人暮らし。母はまどか幼少時に死別したものと思いこんでいたが、健在であったことが発覚した。
得意科目:音楽と図工
特技:英語、猫語
趣味:料理
将来の夢:宇宙旅行

以下、個人的解釈が混じるので、話半分で読むことに何ら異論はない

電子探偵団5番目の入団者。

コンピュータ工学の世界的第一人者・神岡教授の一人娘。産業スパイに絡む事件で、親子で誘拐されたが、電子探偵団の活躍で救出された。以来、親子ともども、電子探偵団には絶大な信頼を寄せている。特にまどかは、監禁時に暗号による救助シグナルを出すなど、ネロに才能を見込まれて電子探偵団に入団した。

「お人形のような」美少女と称される。テレビプロデューサーからタレントデビューを打診されているが、本人は関心がないようだ。

父親がマサチューセッツ工科大学で教鞭をとっていた関係で、4歳~7歳までボストンに住んでいた帰国子女。英語が堪能である。本人いわく、猫語も堪能。

当初は本当にお人形さんタイプだったが、しだいに秘めたるキャラクターを発揮し始め、語り出すと止まらない「暴走推理」(むしろ妄想)を炸裂させるようになった。

外見とはうらはらに度胸がすわっており、行動力もある。その点は電子探偵団の中でも最も探偵らしい。学校の成績は「通知表に5がずらりと並ぶ」ほど優秀だが、運動、特に走ることは苦手。

ミッション系のお嬢様学校である四葉付属の校風があまりなじめず、普通校に転校したがっていたが、電子探偵団という発散の場を得たためか、校内にも友達ができるようになった。それまでは猫をかぶっていたところ、マコトたちとの出会いで本来の自分らしさを表現できるようになった、と推測される。

みずき同様、読書好きだが、主にファンタジーを好むようだ。

ほれっぽい性格で、すぐに「あの人、タイプ」とのぼせるが、そのタイプが一貫性がなく、周囲からは彼女の趣味嗜好は理解しがたい。

動物好きで、ヘビやカエルさえも愛するが、ゴキブリはダメ。幽霊やドラキュラは平気。

甘いものが大好物で、体に似合わずケーキ10個くらいは平気で食べる。

監禁仲間だった?みずきとは仲が良く、マコトとみずきが結ばれることを誰よりも望んでいる。

電子探偵団の仲間うちでも、とくにマコトへの信頼は特別らしく、何かと近くに寄りついている。とはいえ恋愛感情があるわけでなく、なついているといったほうが正しい。4月生まれらしいマコトとは、魚座のまどかは1歳近く年が離れていることもあり、頼れる兄貴のような感覚ではないだろうか。ピンチのときは「マコトならどうするか?」と考え、真に困ったときや問題に直面したときは、何を置いてもまずマコトに相談することが多い。「一目惚れした子の名前を調べて」というものまで含めて(笑)

ひんぱんにラ=メール洋菓子店を訪れたり、人前で平気でマコトと腕を組んだりするため、マコトのクラスメイトには二人がつきあっているという情報が広まった。また、マコトの母親は特にその傾向が強く、二人はいずれ結婚するものと決めており、マコトを悩ませている。

まどかもマコトの両親がお気に入りで、マコトの父とはギャグセンスも含めて話が合う。家がケーキ屋であることも含めて、居心地が良さそうである。どう考えても誤解を受ける要素満載(苦笑)

マコトへの信頼については、その最たるエピソードがある。

自身の幼少時に死んだと思っていた母親は、実は健在であり、まどかを捨てて仕事を取ったことを知り、深く傷ついた。その事実を隠していた父親にも不信感をもち、まどかは家を飛び出す。抱えきれない悲しみを携えた彼女は、マコトを頼るしかなかった。そのマコトは困惑しながらも、まどかを救うべく力を尽くし、電子探偵団やレイとともにまどかを力づける。レイの友人のエピソードを聞き、立ち直ったまどかは母と父を受け入れ、母とは同居できないが友だちにならなれる、と和解する。この一件で、まどかのマコトへの信頼度はいっそう強まった。

小学校卒業と同時に、父の仕事の関係でオーストラリアに転居することになる。仲間との別れがつらいまどかだったが、電子探偵団を通じての成長と、時差1時間ならチャットはできる、と励まされ、旅だった。

メルボルンからチャットに参加するまどかだったが、やはり風浜の街と仲間が忘れがたく、わずか半年で単身帰国、かつて電子探偵団が事件を解決したことで懇意になっていた、海東物産会長・海東千吉老夫妻宅にホームステイすることになった。

そのキャラ立ちから人気の彼女は、スピンオフ小説・「猫耳探偵まどか」の主人公でもある。本作ではややライトノベル寄りな扱いでその筋にはたまらんものが?