ひさびさに座・高円寺へ

カムカムミニキーナ公演「かざかみパンチ」みてきましたよ。

いやはやいつものカムカム節ですっかりまいった。笑いの中にも、虚構をもって時間と空間を切り刻み混ぜ混ぜして右脳にたたき込まれる感じ。

生と死、過去と現在、あっちとこっちをつなぐものはなにか。劇中劇と現実の空間跳躍で観客の混乱を誘発し刺激する。たまらん。

欲を言えば、ほぼ主役級のキャストである佐藤恭子さんがもうひとつ・・・熱演ではあるのだけれど、じゃっかん空回りだったかな。

それさえのぞけば、相変わらずの松村武のキレっぷりや、八嶋智人とのかけあいも楽しく、河野洋一郎はかっこいい。久ヶ沢徹のクセものっぷりや、藤田記子と中島栄治郎のクレイジーさ、さらに今回は長谷部洋子がストレートに訴えかける芝居でぐっと来た。

それにしても高円寺に来るたびに感じるのは、この町、平和だわ。いや毎日来ないとわからないこともあるだろうけど。今日は高円寺フェスとかで、にぎやかでしたよ。天気も良いし楽しかった。