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新装版w.i.t.c.h.は着々と新刊が続出。何巻まで続くのかは不明ですが、前回と違い、止まっていた後続の刊行が進んでいるのはうれしいところ。講談社も児童書としてはチカラを入れていると感じるし、モニター募集なんかもやってる。

しつこいですが子供の本離れはウソですからね。特に「朝の読書会」は功をそうしてると言えましょう。

ひとつ、気がついたのは、w.i.t.c.h.シリーズの表紙イラストは、変身後の彼女たちではないと言うこと。これには何か意味があるのかな？　あくまで変身ヒーロー(ヒロイン)ものではなく、少女たちの青春ものととらえて欲しいのか。

ウィル以外の4人は、ウィルが転校してくるまではエリオンと仲良かった5人組だったわけで、新参者のウィルが入ったことでエリオンがはじき出された形になり、それがそのままw.i.t.c.h.とエリオンの対立構造になってしまうと言う皮肉。このあたりの関係性の描き方は、アニメ版よりも小説版のほうがしみる。