新しいメンバーとそれまでのメンバーとの確執の巻。

すぐに仲良し集団になるのもおかしな話だし、カタラさんも最初はトフとなじもうとしていて、徐々にそのわがままぶりに不満を募らせるのも自然な流れ。でも、トフの目が見えないことをネタにするのはやりすぎだし、カタラさんのキャラじゃないなあ。

トフは12歳まで親の溺愛による半幽閉生活で、友達がいないことから、同世代のつきあい方がわからないのだろう。上げ膳据え膳のお姫様生活だったし。けどカタラさんもアンも子供だから、そこまでは気が回らないのだな。そこでアイロおじですよ。やはり。

今回もまた、アクションがすばらしい。アズーラの強さは半端じゃないね。タイ・リーはあそこまで可愛らしい物言いだったっけ?そこがまたいいんだが。メイも「退屈しのぎ」で闘っているけだるさが、らしくていい。

カタラさんも強くなっているけど、サカがちゃんと戦力になっているのが驚き。足手まといキャラだと思っていたのになあ。

しかしながら、カタラさんやサカがメイとタイ・リーの追撃をかわしてアンのもとに駆けつけるのはいいとして、メイとタイ・リーがアズーラの援軍に間に合わないのは変だな。火の国の戦車は誰が運転していたのかも含めて、けっこう穴のある話だったような気がします。アンたちとトフの仲違い話で始まった割にその決着がつくでもなく、アイロおじ倒れる!で終わったのが、ストーリーぶれすぎ。