満を持してメインPCのWindowsを8 Proにアップグレード。

作業自体はカンタンでした。以前のエントリにもあるとおり、うちのメインマシンはMac mini。そこにBOOTCAMPでWindows 7をインストールし、さらに仮想化ソフトParallels DesktopでBOOTCAMP領域のWindowsを起動している。つまり仮想マシン。となると、Windowsのアップグレードライセンスはちょっと面倒なことになるのです。

マイクロソフトは、仮想マシンのWindowsのアップグレードを認めていません。つまり、7を8にしたければ、アップグレードではなく新規のライセンスが必要となるのです。したがってWindows 8はDSP版が必要。

それもどうかと思うけど、実は「MacのBOOTCAMPでWindowsをインストールし、仮想ソフトからWindows領域を起動する場合」に限って、特殊なライセンスが適用されました。

BOOTCAMPのWindows 7を、アップグレード版Windows 8でアップグレードすることは可能です。うちでも今回もまず、この作業から入りました。

で、仮想ソフトParalleles DesktopからBOOTCAMPのwindows 8を起動すると、あらためてライセンス認証が必要となります。これはマイクロソフトに電話して、長ったらしいコードを入力すれば、「とりあえず」認証できて、Windows 8を使用できます。

ただし、これは2012年12月31日までの暫定的措置。2013年1月1日からは、あらためて「仮想ソフト上でのWindows 8ライセンスを購入する」必要がある、とのこと。

つまりBOOTCAMPと、仮想マシン上でのWindowsは、おのおのライセンスが必要なのです。

まあ、考えてみれば、仮想マシンごとにOSのライセンスが必要なのは当然と言えば当然。仮想マシンは、一つ一つがPCの代わりなので、それぞれにライセンスが必要というのは理屈に合うのですが、BOOTCAMPのWindows領域を起動する「1台目の」仮想マシンくらいは、同一ライセンスでも良さそうなものですが・・・

このあたり、マイクロソフト側でも統一的見解が成されているとは言いがたく、今後また状況が変わる可能性があります。そのあたり追っかけていきたいと思っています。

まともにWindows 8 ProのDSP版を購入すると、定価は17,000円。PC1台購入すると思えば安いと言えば安いと言えなくもないですが、アップグレードとしては理屈に合うような合わないような。なんとも腑に落ちない感じが否めません。