さて毎年恒例の独りよがりなコーナーですが。

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もう今年は文句なしでサンケン・コンドスどす。

7年から10年くらいの周期で思い出したように弩級良盤を投下する御大ドナルド・フェイゲン。相変わらずの血が青いんじゃないか的な人でなしっぷり・・・いや、イイ意味で・・・どこがイイ意味だよ、まあそんな哲学的かつド変態な音楽をこうも考えつくな、という、天才という言葉で片付けるのさえ陳腐な鬼才なのである。

今風に言うと「神名盤」たる「Nightfly」をフェイゲン自身ですら越えることはない、と言われるが、今作は個人的にはNightflyに匹敵する名作だと思う。

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一応、次点としてこの2枚を上げておこう。次点とするのも惜しい超名盤、ブラッド・メルドーの現時点での生涯最高傑作と言って良いと思う(この2枚は同日に録音されています)。ジャズの「いま」はこうなのだというショウケースでもある。まれに散見される「メルドーはジャズにあらず」という守旧派・原理主義的発言に対しては、「スタイルとしてのジャズではなく、即興音楽の到達点としての現代音楽」として聴いてもらいたいとだけ言っておく。実はそれこそが「創作者の生き様」たる「ジャズ」の定義づけだとおいらは思うわけで。

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最後に2012年どんづまりで買ったこの一枚が思いのほか良かったということで上げておこう。

こういう当たりを引くからやっぱジャズ好きはやめられないな、と再認識した良盤です。