BMW 4 Series Gran Coupe_P90141807

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BMW 3シリーズのクーペモデルが今モデルから「4シリーズ」を名乗ることになり、BMWでは今後、奇数シリーズ(1、3、5、7)がセダンorハッチバック、偶数シリーズ(2、4、6)がクーペモデルとなります。おのおの小さい方の番号をベースにするため、4シリーズは3シリーズベースのクーペというわけです。

すでに4シリーズの2ドアクーペモデルは日本でも発売されていますが、このたび本国ドイツで、4シリーズ・グランクーペが発表されました。

グランクーペと言えばすでに6シリーズにその名がありますが、4ドアクーペという、メルセデスで言うCLS、アウディで言うスポーツバックに相当するコンセプト。日本ではかつての「4ドアハードトップ」が近いスタイルです。カリーナEDとか。

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3シリーズセダンがあるのに、4シリーズにも4ドア(正確にはハッチバックなので5ドア)モデルが存在するのは、ユーザーが食い合いしないのか? 困惑しないのか? という意見もありますが、先述のメルセデスやアウディが成功を収めているのだから、理解できないことは無いはずです。

ま、でもメルセデスのCクラスとCLAのように、紛らわしいと言えば言えなくも無い、かもしれません。どちらかというと堅実で実用的な3、スポーティーで趣味的な4、というイメージかな?

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ドアサッシュが無いことがよく分かるアングル。BMWは2ドアクーペもそうですが、ドアを閉めるとドアガラスの上端が数ミリだけボディ側に食い込みます。こうして気密性と遮音性を確保しているのです。内外のドアハンドルに触ると、ガラスが一瞬にして数ミリ下がり、ドアが開けられるようになります。グランクーペもそれは同様だそうです。

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リアハッチバックの存在がセダンとの大きな違い。ステーションワゴンほどラゲッジ容量は必要ないけど、荷物の積み卸しに便利、という構造から、「遊びの荷物をたくさん積む」という長期リゾートのお国柄と言えましょうか。

なお、6シリーズグランクーペをベースに、ワゴンっぽいボディを持たせてラゲッジスペースをさらに拡大する「シューティング・ブレーク」の追加が噂されています。4シリーズではまだその情報は得られていませんが、4シリーズ・シューティングブレークも十分あり得ると僕は思います。