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http://www.sony.jp/vaio/products/f13a1/

ソニーVAIO Fit 13Aを購入しました。

ご存じの通り、ソニーがPC部門を売却するため、ソニー名義のVAIOは2014春モデルが最後。購入したのは、安かったので1世代前のFit 13Aですが、ハードウェアは最新モデルと同じものです。今使ってるノーパソも古くなってたし、ラストソニーならば買っちゃうかと、ね。

ディスプレイがくるりんとまわってタブレットモードになるギミック。ノーパソとしては軽いけどタブレットとしては重い。俺史上初のSSDパソコンですが速い速い! 今まで使ってたノーパソは7年前のモデルなので当然か。キーボードの打ち心地も含めて実にVAIOっぽい。気に入りました。

モニタがタッチ対応なのに、普通のタッチパッドばかり使ってモニタに手が伸びないのは旧世代PC使いの性(笑)。

以下、VAIOの思い出。

ソニーがPCに参入すると聞いたときは、マジですかと思ったものですが、いざ出てみるとオーディオビジュアルに特化するといういかにもソニーらしいアプローチに頷いたものです(当時)。VAIOと言う名前も確か、ヴィジュアル(V)・オーディオ(A)にPCらしいIO(入出力)をくっつけたもの、だったっけ?

最初は米国販売だったと思うけど、国内初のVAIOとなるノートを会社が導入して、いじり倒した記憶があります。なぜかペンを内蔵していて、あれ、このころからタッチモニタだった? と思いきや、タッチパッドでペンを使うというよく分からない仕様でした。野暮ったいデザインのノートPCが多い中、金属を使ったデザインがオシャレで、当時「銀パソ」なんて呼ばれてましたね。個人的には、なんかプラスチックが感触良くないし、紫基調の色も癖が強かったのも思い出されます。

その後も、MD内蔵のタワーPC出したり、動画編集に特化したPC出したりと、VAIO独特の路線が好きでした。やたら超小型にこだわったり横長細いノート出したり、ヘンテコPCも多かったけど、支持も半端じゃなかったなあ。

自身、2台目のVAIOですが、自分で買った初代VAIOは、VAIOコンポM330L5でした。当時、初めて買ったPCであるマックがやたら不安定で嫌気がさして、仕事ではWindowsに慣れてるし、乗り換えようと思って買ったのがこれ。この時も1世代前が安かったので買ったんだよな。安い割にモニタは液晶だし置き場に困らなかったのも理由の一つ。

デザインがまさしくオーディオコンポ風で、実際おいらはオーディオラックに入れてました。ソニーのMDデッキに独自規格のケーブルで繋いで、MDの編集ができるというのもVAIOらしくて重宝した。こいつにPainter入れてイラスト描きまくったのもこの時期ですね。かなりお気に入りで使い倒しました。

起動音が、アメリカのプッシュホンで「VAIO」とプッシュしたときの音だったそうで、あの音を聞くと自分のPCライフ(笑)の黎明期を思い出すのよね。

ソニーで無くなってもVAIOはVAIOだと言うし、ThinkPadがIBMからレノボになったときも感慨深かったけど、やはりソニーはソニー。ラストソニーとなったこのVAIOも使い倒したいと思います。