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見た。

そうとう売れているらしく、どこでも在庫切れだったんだけど、たまたま行った店にあったので買った。

・・・って、書き出しが前回とおなじかーいっ!

それでもって感想も前回と同じなんだよな。なんつーかこの作品って、「会議室で膝つき合わせてお話し合い」みたいなシーンが多い。ええ、事件は会議室で起きてるんですよ。ゴメンこの書き方ダサイのであやまります。

それと、もうちょっと人間芝居の肉体的な部分を描いて欲しいかな。「肉体感覚」のもつ一種のエロティシズムは、アニメーションでこそ表現できると思うし、手塚治虫さんやその直系とも言える(と、おいらは勝手に言っている)安彦良和さんの持ち味なんですけどね。人が頭で動いてる感じしかしないし、感情移入できにくい。むしろ電波サイコなアンジェロくんのほうがわかりやすい。

でも、福井晴敏さんがこだわったという音響は良かった。ユニコーンのビームライフルの発射音は、RX-78のあの音ですよ! 今風に少し加工してあるけど。

ロボットアクションシーンは良いんだけど、人間芝居の部分はカット割りが似通ったものが多くて、ちょっと気になる。キャラの表情のとらえ方とか。タクヤやミコットはもう少し芝居どころ(声優じゃなくて動画の)に他のキャラと変化を付けたいところ。この二人だけが状況と無縁に、ただ翻弄されているだけなんだから、芝居が他のキャラと同じふうではイカンのじゃないか。オットー艦長も、役どころとしてはもっと笑える部分が欲しい。ギャグではなく、ペーソスというか。

安彦良和キャラを生かしたいのなら、ガンダムよりも「巨神ゴーグ」や「ヴィナス戦記」を見た方が良いと思うよ。

いや、この作品って「ひとり芝居」というかイッセー尾形というか、「全キャストを同じ一人の役者が演じて合成したフィルムに、複数の声優があてた」みたいな感じがしたんですよ。

アニメーターってホント大変・・・