ベン10:エイリアン・フォース #28
アニメ, ベン 10 1月 30th, 2011 at 18:19:46ケビンちょきちょき攻撃!
いやあ、予想以上にひどかった。おいら的には、ケビンがあんなことになっちゃったことでベンがおのれの増長・慢心をいましめることになるんだろうなー、と思ってたんだけど、そんなこと全然なし。ベンは相変わらずそのまんま。
だというのに、やたらグウェンとベンで「ヴィルガクスを甘く見るな」「大丈夫大丈夫」のやりとりをしつこいくらい繰り返して、前フリかと思いきや、じっさいヴィルガクスはたいしたことなかったというではないですか。
一回やられたと見せかけて、まさかのダイヤモンドヘッド(色替え)復活!とか、ぜんぜんカタルシスにもなってないっ!
「一度やられた敵は、2度目以降は基本ザコキャラ」というよくあるパターンだとしてもだ、逃げたニワトリをつかまえるがごときベンのエイリアン捕獲エピソードなんて入れるから、ヴィルガクスとの対決も比重がさがってしまうし、ケビンが(おそらくケビン11と同じ理由によって)あんな姿になったことも、そんない重大事件じゃない扱い。
つまりエピソード中のさまざまなイベントの「重み付け」がザツなのだ。そのためにヴィルガクスの復讐という、盛り上がりそうなイベントが軽くなってしまった。
アズマスが相変わらず思わせぶりなだけのセリフをいくら言っても、ベンとしては結果オーライでしかないし、まったくもってベンに共感できない。
前回・今回はおいら個人ははっきり「てこ入れ」だと思っているのだが、ヴィルガクスがよっぽど人気あったんだろうと解釈したとしても、復活劇にテンション上がらないのも正直な気持ち。ハイブリードがヴィルガクス以上のキャラとなるべきだったんだろうけど・・・
ヴィルガクスがまるでドロンジョ一味じゃないか! 何度再登場してもベンにやられて「おぼえてやがれー」と言いながら逃げるみたいな。
少なくとも今回のエピソードはかなりガッカリでした。厳しい意見ですかそうですか。
1月 30th, 2011 at 20:50:36
Sweet! A brand new pic to entice us all. Love that clothes-ripping action!
2月 4th, 2011 at 23:02:16
Always thank you for the comment.
2月 7th, 2011 at 4:19:17
ようは中途半端という事だろうけど、あれら伏線という見方が出来ないのか
ベンもアレでは戒心する訳がない
ケビンの件じゃあ明らかに動機付けが弱すぎる
ヴィルガクスだって過大評価しすぎ
エイリアン・フォース版オムニトリックスヒーローはかなり強力、無印版で勝てたヴィルガクスが自力で集めた能力10個ぐらいでは差は埋まらないのは必然
仮にヴィルガクスを今のベン以上に強くするには、あの程度のパワーアップでは話的に無理すぎる
そもそもバトルだってウェイビッグが戻るまで、わざと引き伸ばしてたし、オムニトリックがバグったからやられただけ
結果的に偶然勝ちに見える戦いも、その実は余裕勝ち出来たはず
指摘するようにエイリアン捕獲エピソードなしでヴィルガクス戦に比重置いても圧勝して尺が余ってしまう結果になりそう
グウェンの発言に関しても、ただ単に心配性な上に怒ってたからくるものでそういう前振り的よりキャラ的必然性による発言と思える
思い込み視聴しすぎるから酷いと感じたんであって実際はそれほど酷くなかった
2月 7th, 2011 at 20:44:32
befさんいらっしゃいませ~
>実際はそれほど酷くなかった
ということは、そこそこはひどかったということですか? おいらが言いたかったことは伝わっているようで、安心しました。
要約すると、この回ベンは最強で、ヴィルガクスは最初からベンに歯が立たなかったということでしょうか。この回の印象はおいらにもそう見えました。弱い敵がやってきて、強い主人公に負けました。そういうエピソード、おいらには面白くなかったです。主人公になんの葛藤もなく、だからケビンの件が葛藤になるのかと思ったらそうでもなく。
強すぎる主人公があらゆるライバルに勝ち続ける作品としては、松本大洋の「ゼロ」がありますが、こちらは葛藤だらけだから面白いのです。
尺が余ってしょうがないなら、前・後編にすることはなかったんじゃないでしょうか。「強すぎる主人公~」のくだりで作るなら、1話完結で「ヴィルガクス弱っ!」のコメディにしてしまえば良かった。今回、コメディと解釈するにはケビンの件が重すぎる。
これまでのベン10にあったものが今エピソードでは無かった。そこがおいらの低評価のゆえんです。登場人物がしっかり描かれているか。感情移入はできるか。そこがドラマツルギーの生命線であり、今回はそこが欠けていたと思います。