オレ的2015年レコード大賞

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恒例の私的レコード大賞ですが、今年は大きな転換期と言える年でした。

Apple Musicを正式契約したおかげで、CDをあまり買わなくなっちゃったんですよねー。ラインアップがまだ少ないという話だけど、僕はあまり邦楽を聴かないし、ジャズなど洋楽中心だと特に不満は無い。まあ山下達郎のアルバムが無いとかどうなのってのありますけどね。

そんな中でも今年ヘビロテだったアルバムがこれ。

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日本のジャズ系ミュージシャンが結成した、ちょっと70~80年代のジャズフュージョン的懐かしさもあるバンド。演奏力が高いのでグッとくる。

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こちらは1982年リリース、幻の名盤と言われたアルバムのCDリイシュー。ジャズフュージョンのスターギタリスト、リー・リトナー1981年のアルバム「RIT」でヴォーカルを担当したシンガーソングライター、エリック・タッグ。当時「あの上手いヴォーカリストは誰だ」的な評判になり、なんと日本で企画されたレコードなのです。なのに長いこと再発されないで、CD化もされなかった、だから幻の名盤。

個人的にはこれ曰く付きで、ずーっと探していたんだけど、あるとき自分のレコードラック(アナログLP)を整理していたらなんと持ってた(笑)。リリースされた時にちゃんと買ってたんですね。我ながら自分の記憶力のなさに呆れるばかり。

しかも調べたら今年の4月にCD化されていたという……30年来恋い焦がれていた割に、間が抜けてるなあと笑い話に(個人的に)なったということでした。CDも買いましたが、やっぱ良いわー

at 19:40:29

第2回船橋ミュージックストリート

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今年も船橋にニュージックストリートがやってまいりました。

終始曇天のあいにくの天気でしたが、朝から土砂降りだったのがイベント開始の10時にはスカッと止んだのでまあよし。今年も楽しかったです。相変わらずおじさんバンドが元気で、若い人ももっとがんばってね、と思いましたとさ。

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at 19:37:57

定禅寺ストリートジャズフェスティバル2015

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今年も行ってまいりました、定禅寺ストリートジャズフェスティバル。仙台を舞台に年に一度のストリートライブの祭典です。

2015年9月12、13日の両日、アップが遅くなりましたがご紹介します。

at 16:01:23

APPLE MUSIC導入するとiTunesと同期出来ない?

PC, アップル, エレクトロニクス, 音楽 No Comments »

定額制音楽ストリーミングサービス・APPLE MUSICが日本でも開始。僕も事前段階では、個人的には微妙とか言ってた割に、無料トライアルを登録してしまいました。

好きな音楽はCDで買う主義なので、定額制で聞き放題というのもどうなの、的な感覚はあるにはある。音楽を所有すると言うより、ストリーミングはどちらかというと聞き流すイメージがあるので。

まあそれでも、フルアルバムを試聴するイメージなら月額980円は安いし、たとえば超有名なアルバムを今さら買うのも乗り遅れ感ハンパないし、という向きにはいいかも。買うほどでも無いけど聞いてみたいし、とかいうアーティストも居るし。

さっそく、先日スカパーでライブを見て懐かしかったLevel 42の「World Machine」をまるっと聴いてみた。音質も良いし、楽曲自体は購入するのと変わらない。ただし正式契約しない、もしくは解約してしまえば(ダウンロードしてあっても)もう聴けない、というのは定額制として当然なところ。まあ、ストリーミングということは聴いている間は通信が発生しているわけで、あれもこれもと聴いているとスマホの場合、キャリア契約上の通信量制限の上限を超えてしまう(=通信速度制限が入る)、事実上のパケ死が怖いが、ローカルにダウンロードも出来るので(その場合は再生中はストリーミングにならず通信は発生しない、スマホにダウンロードしているのと同じ)、上手に使えば通信量も抑えられる。例えば自宅で無線LAN環境があれば、家でダウンロードしておく、とか。

毎月何らかのCDを買っている身としては、980円ならこれといった不満も無い。

と、思っていたのだが、自分の運用的になかなか面倒くさい仕様だということも分かった。

at 21:40:39

予言者の夢

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あけましておめでとうございます。新年一発目がこんなに遅くなって申し訳ない。

お正月にセルフお年玉として色々、本とかCDを買い込んでました。そんななか、LPでは持ってるけど懐かしいのでCDで買い直してしまったアルバムをひとつご紹介。

作曲家・編曲家・キーボーディスト、井上艦の1982年ファーストアルバム「予言者の夢」。その前年大ヒットした、寺尾聰「ルビーの指輪」のアレンジャーとして、レコード大賞編曲賞受賞など脚光を浴び、満を持してのソロアルバムだった。

当時の日本ミュージックシーンに於いて本作は衝撃だったと記憶する。桐朋学園出身の新進気鋭の音楽家で、大瀧詠一アルバムのストリングスアレンジなど、アカデミックかつエモーショナルな編曲で「本物の音楽家」を感じさせた。そのファーストアルバムは期待に違わぬ大傑作。斬新かつダイナミックな音世界に唸らされる。

それまでの、ルビーの指輪やジャズ・フュージョンバンド「パラシュート」での活躍に加え、本作1曲目「バルトークの影」に見られるスティーリー・ダンの影響など、ドナルド・フェイゲンやデビッド・フォスター等のアメリカA.O.R.的アルバムかと思いきや、ブリティッシュ・ロックやプログレのセンスも感じさせる。そのアレンジはむしろクラシックに通じるアンサンブルさえも感じられる。

当時からモダン・アートへの造詣など、多方面にわたる知識と興味が感じさせる、知的好奇心をくすぐるミュージシャンだ。本作でも、バルトーク、リンドバーグ、ヒンデンブルグ号、レイ・ブラッドベリ、ラリードライバーのマルク・アレンなどのモチーフにも現れる。作詞からジャケット・アートワークのプロデュースまでも井上自身が手がけ、ファーストアルバムから才覚がダダ漏れ。僕がルパート・ハインとかアルフレッド・コルトーとかクリスト・ジャバチェフとか知ったのも井上艦の影響だったな-。

本人自らのヴォーカルは、はっきり言ってへなちょこだが、これがアルバムを重ねるごとに味が出てくるので、このへなちょこぶりもサウンドの一環と思える。上手いボーカリストを雇うことは可能であったろうけど、自分で歌うことに意味があったんだろうな。

ちなみにタイトルの「予言者の夢」は、当時超流行ったアナログシンセサイザー、PROPHET 5を由来とする。音が良く頑丈で堅牢なそれはスタジオでもライブでもすっげえ使われてた記憶がある。

at 20:04:19

オレ的2014年レコード大賞

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恒例の個人的レコード大賞ですが、今年は特にグッとくるもんがなくて残念……

そんな中でも、一時期激しくヘビロテしていたのがこれ。

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DIMENSIONのベテランサキソフォニスト勝田一樹の初ソロアルバム。特にギター抜きの編成が好き。まるでバイオリンのように歌いまくるサックスがすげえ! 日本人離れしてる。

新譜ではないけれども、今年と言えばやはり佐野元春Visitors30周年記念盤ですね。

もうびっくりするくらい音が良いし、歌詞やメロディやリズムなど内容的にも、2014年の最新音楽に全く負けない新鮮さと濃さで感嘆した。

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CDではないけれど、冨田恵一さんのナイトフライ解説本は素晴らしかった。なので番外編としてあげておきましょう。本家レコード大賞も特別賞くらいあげるべきだ。レコードじゃないからダメか。

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実は最近買ったけれども、まだ聴いていないアルバムもあって、特に崎谷健次郎の久々のアルバムは期待大。2015年もCD業界はますます厳しい状況が懸念されますが、がんばって欲しいものです。

では、良いお年を!

at 17:25:46

VISITORS

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佐野元春「VISITORS」、30周年記念版だそうだ。

30年前と言えば1984年。ここからさらに30年さかのぼれば1954年。1954年のミュージックシーンと1984年のそれとを比べてみれば、どれほど進化していたかは想像に難くない。翻って1984年と2014年のミュージックシーンを比較すると、どれだけ進化していると胸を張れるだろうか。

それほど、30年前のこのアルバムは古びていないし、今もって瑞々しく胸に響く。

まあ、バブルだなんだで金余りの時代だったし、このアルバムだけでなく当時はニューヨーク録音なんて珍しくもなかった。当地の超一流のミュージシャンを起用して録音された本作は、演奏のクオリティに於いてこんにちでも色あせない本物の輝きを持っている。

だが、何よりも特筆すべきは、そんな超一流のミュージシャンを向こうに回して、佐野元春の強力なアイデンティティ&オリジナリティは全く食われていない、負けていないということ。NYの超一流ミュージシャンたちが、佐野のイマジネーションを実体化するためにツールとして使われている感すらある。

そして何より詞だ。なまなかな文芸作品も裸足で逃げ出す深遠な言葉のタペストリーに今さらながら驚嘆する。「そばにいて」とか「眠れぬ夜」とか「いくつもの○○を超えて」ばかりのテンプレ歌詞に飽きた人は是非聴いてちょ。

驚いたのは30年を経てリマスタリングされたこのCDの音の良さ。最近の最新アルバムでさえこのレベルに到達している音質のCDはあるのか、はなはだ疑問だ。

佐野元春がこのアルバムを作ったのは、26~7歳の時だそうだ。ただ天才というのは不遜に過ぎるくらいインテリジェンスに満ちた、考えて作られたアルバムだと思う。

at 21:27:04

船橋ミュージックストリート

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第1回船橋ミュージックストリート行ってきました!

わが船橋でもストリートミュージックのフェスが! このまま根付いて、定禅寺みたいに盛り上がって欲しいなあ。

at 21:35:00

定禅寺ストリートジャズフェスティバル

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9/13~14の2日間、仙台で開催された定禅寺ストリートジャズフェスティバルに行ってきた。

写真も撮ってきたけど、あまり良いのがなかったので一部しかアップしないでおく。じつはそのくらい聞き惚れてしまって、感銘をうけてしまっていた。

沼倉希美というシンガーの弾き語りがすばらしかった。あと、いくつかのバンドがすごく良くて、こんなライブを一日にいくつもただで聴けるなんて、バチが当たってもおかしくないわ。

来年もタイミングが合えば行きたい。

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at 20:45:53

大滝詠一さん逝去

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大晦日も差し迫ってから、残念なニュースが入ってきました。

大滝詠一さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

はっぴいえんどが無ければ日本人による日本語のロックは存在し得なかったと思う。

at 16:59:27


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